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定年ゴジラ (講談社文庫)
 
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定年ゴジラ (講談社文庫) [文庫]

重松 清
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

祝・直木賞受賞
暇であっても退屈ではない!老朽化したニュータウンで第2の人生を歩み始めた定年4人組の物語。

開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん。新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す4人組の日々の哀歓を温かく描く連作。「帰ってきた定年ゴジラ」収録の完成版。

内容(「BOOK」データベースより)

開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん、新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す四人組の日々の哀歓を温かく描く連作。「帰ってきた定年ゴジラ」収録の完成版。

登録情報

  • 文庫: 440ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/2/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062731096
  • ISBN-13: 978-4062731096
  • 発売日: 2001/2/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ronchin
形式:文庫
重松さんの作品はいくつか読んでますが、本作品は一押しです。私は重松さんと同世代ですが、定年を迎えた人達をこれだけリアルに描けるのは見事な観察力と想像力だと思います。

私も40歳を過ぎたサラリーマンとして会社での責任や生きる事の大変さを感じている今日、定年まで勤め上げることがどれだけ価値あることか、大変なことかを痛感しています。これまで頑張って日本を支えてきたお父さん達なのに、今の日本では定年後の人生のイメージは必ずしも明るいものではありません。この物語の中でも孫娘から、おじいちゃんの仕事は「ぶらぶらしてるの」と言われたり、奥さんの後を付いて回る「濡れ落ち葉」と称されたり。そんな中で、生き方を模索する山崎さんたち定年族を、応援したくなるお話です。

個人的には、第四章の「夢はいまもめぐりて」が大好きです。山崎さんの同級生のチュウさんの「負けた奴やがんばれなかった奴を許してくれる人がいねえから、勝った奴と頑張っている奴しか住めねえ街になっちまうんだ。」という言葉が印象的でした。なんとなく今の日本そのものを表しているように感じました。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By I'll go to a place in the sun VINE™ メンバー
形式:文庫
重い話もあるし、自分の心のざらざらした部分をさらに刺激するような話もある。

でも、作品全体から発せられるあたたかさがちょうど肩の凝りをほぐしてくれるようで

なんとも心地いい。

作者の人間性が伺える作品と思います。

重松清、いまさらですが要チェックですね。

昔ドラマ化されたそうですが、ぜひ見たかったなぁ。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
主人公の山崎さんは元銀行員。娘二人は独立し、奥さんと二人暮し。山崎さんが住むのは新宿から急行電車で2時間かかるところにある開発後30年たつニュータウン。題名のとおり、定年を迎えた元サラリーマンたちの物語。とはいっても心機一転第二の人生をやりなおそうとか、力をあわせて新たに何かをしよう(例えばロケットを飛ばす・・・)といった物語では全然ない。運動不足解消を口実に無聊を慰めるために始めた散歩の仲間とその周辺で起こる日常的な出来事を扱う。定年離婚、2世帯住宅、墓、故郷、単身赴任、濡れ落ち葉亭主・・・。次女の結婚によるひとつの家庭の崩壊から自分の家族の歴史を思い、因縁の幼馴染の訪問から故郷を思う。

可笑しくてどこかしら哀しいストーリーがつづられていく。一貫しているのは、著者が彼らを見つめる視線が常に暖かいこと。中流のサラリーマンが一生懸命働いて、家族を養い、老いていく・・・多くの普通の人たちが通っていくだろう人生を描いている。それだけに作品中の登場人物たちにどこか重ね合わせられるところを見つけ、他人事ではないと思ってしまう。普通の人を描くことにかけて重松清は本当、うまい作家だとおもう。

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最近のカスタマーレビュー
読ませる。
この小説は読む人を引っ張り込む。この本は、起こりえないような絵空事ではなくて、実際の生活に息吹いている部分を感じさせる。登場人物がそれぞれの「勝ち負け」や「良し悪... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: Nagayuki Miyabayashi
さみしい小説
6章「くぬぎ台ツアー」が気に入らなかった。

なんで野村さんは、学生を殴ったあと謝らなかったのだろう?... 続きを読む
投稿日: 2010/1/8 投稿者: 月茶おでん
よくある話をまとめた中年小説
郊外に一軒家を買って、日々、仕事に熱中していた親父達の退職後のお話。

ウォーキングや、娘の結婚の話題や、退職後の生き甲斐など、... 続きを読む
投稿日: 2010/1/1 投稿者: Ksuke
優しくなれるかも
主人公は定年を迎えた山崎さん。(下の名前も後半になってようやく出てきます)... 続きを読む
投稿日: 2009/10/21 投稿者: Nao
あなたのそばにも、ゴジラがいる
自分自身の未来と
両親の現在を重ね合わせてしまいました。

2001年、
今から8年前に出版された文庫ですが、... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: せぷたか。
泣けるなぁ・・・。
読了直後に、ウルフルズの「泣けてくる」を聴きたい感じでした。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/15 投稿者: Nyanko
真摯に生きていきたい、と思わされる一冊
家庭も顧みず仕事一筋に生きてきたオヤジたちが、定年を迎え、さてどう生きるか。
これまでの人生、今現在、これから・・・。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/24 投稿者: さるぅ
考えさせられる(サラリーマン必読!)
何気なく海外出張に行く時に空港で買った本ですが、面白かったです。自分はまだ30半ばで、定年後はほとんど想像した事すらなかったですが、なぜか非常に感情移入出来ました... 続きを読む
投稿日: 2007/11/11 投稿者: 浪速のスライサー
喫茶店で泣いてしまいました
 定年後の男が,年老いたニュータウンで過ごす余生。重いテーマを軽くさばいて,気楽に読める作品に仕上がっているのだが……。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/24 投稿者: hffrs850
定年退職者は、人生の勝ち組である。
重松さんは35歳頃に「定年ゴジラ」を書いている。
会社員の定年退職後の生活を実にうまく書いているが、何かわびしさを感じる。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/1 投稿者: 里山敏夫
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