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(1)官僚組織は本来、国のため国民のためのものであるにもかかわらず、自己目的化し、仲間内の面子と利益を守るための自閉的共同体となっている
(2)しかも、その自覚がなく、国のため国民のために役立っているつもりである
(3)共同体のメンバーでない人たち、すなわち仲間以外の人たちに対しては無関心または冷酷無情である
(4)同じことであるが、仲間に対しては配慮が行き届き、実に心優しく人情深い
(5)身内の恥は外に漏らさないのがモットーで、組織が失敗を犯したとき、失敗を徹底的に隠匿し、責任者を明らかにしない
(6)したがって、責任者は処罰されず、失敗の原因は追及されないから、同じような失敗が無限に繰り返される。
日本は精神分裂病なため、英語をかっこいいと思っていても英語が話せないという「英会話という病気」もおもしろいです。
その他、フランスを精神分析して、なぜシラク大統領が核実験をしたのかという文章。フランス革命が被害の割にはたいして効果がなかった、ということをフランス人は気にしているらしいです
ヤマト政権は白村江の戦いで百済の植民地として参戦したが、唐・新羅連合軍に惨敗したため、それらの勢力への対抗上、地域ごとに存在していた自閉的共同体が、おそらく最大勢力だったヤマト政権を中心に「日本」という国をつくらざるをえなくなったと。そして日本の起源が国外にあったという事実を覆い隠すために天孫降臨の神話をつくり上げ、アイデンティティを築いた、と。この自己欺瞞を正当化するために、日本は昔から朝鮮半島への出兵をくり返し行い、しかもそれを実行した豊臣秀吉やせっついた西郷隆盛などはなぜか人気がある、と。それは「失地回復」という日本人の潜在意識に働きかけているのだ、と。
また、イヤイヤ開かざるを得ないという気分があるから、日本人は英語をしゃべりたくない精神構造がある、というのも面白かった。だから日本人の英語は下手だし、英会話スクールなんてのはみんな確信犯的なサギだ、みたいな。フランスが実は独裁者が好き、というのも納得できる。それは200万人が死んだのに、実のところ、あまり成果らしい成果がなかったフランス革命に対する自信のなさが原因だという。
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