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官僚国家の崩壊
 
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官僚国家の崩壊 [単行本]

中川 秀直
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

元自民党幹事長の、政治生命を賭けた告発! 日本の権力の中枢に巣くう「ステルス複合体」とは何か?政治家、官僚、経営者、ジャーナリスト、学者のなかに存在する邪悪なリンクを、国民の眼前に初めて曝す!

内容(「BOOK」データベースより)

日本の中枢に巣くう「ステルス複合体」とは何か!?自民党元幹事長、政治生命を賭けた書。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/5/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062147580
  • ISBN-13: 978-4062147583
  • 発売日: 2008/5/27
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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42 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蒼碧
形式:単行本
いわゆる上げ潮派VS財政再建派といわれる自民党内の政策論争で、上げ潮派に立つ中川(秀)氏の政治に対する考え方を述べた本である。一方の財政再建派と言われる与謝野氏も「堂々たる政治」という本を出版しているので、読み比べると良いと思う。

週刊誌などで過去のスキャンダルに言及しているとの見出しが躍っていたが、そういうゴシップ的な考え方でこの本を手にとって見ると、政治に対する真摯な姿勢と非常に強い決意に予想外に圧倒される。いかにマスコミがワイドショー的に堕ちた偏見でこの本の出版を取り扱ったか、非常に残念だ。

それはさておき、この本を読んでいくと、いわゆる上げ潮派VS財政再建派という見方はちょっと違うのではないかという印象をもった。両方とも、国の財政についての問題意識は変わらないのではないか。強いて言うなら、党人派か官僚閥か、官僚を今も性善説で見ているか、どうかという点が、大きな違いだと思った。確かに優秀な官僚はあまた居るのだろうが、本書でみられる数々の「情報操作」の症例や、実際のマスコミ報道の踊り方などを見ると、「ステルス複合体」と形容される見えざる病巣に対して著者の心に思う問題意識は小さくないと感じる。

書かれている文章も非常に重厚で、これだけ霞ヶ関に嫌がられる内容でありながらの中身から推察すると、非常に優秀なスタッフや人的関係に恵まれているのではないかなと思う。本の厚さから、もちろん、官僚批判だけではなく、色々な政策や政治身上などについても書いてある。

残念なのは、これだけの固い決意を共有し、官僚達と喧々諤々の政策論争ができるような次を担う「政治家」が他にいるかどうかが疑問な点だ。中川氏は末筆に自分のことを「調整型」や「黒幕的」と書いてしまっており、実際、普通にテレビや雑誌などの色々な人の意見を見ていて思う印象もそうなってしまっているが、そういう変な印象を振り払って、この本に書かれている政策を、先頭を切って周りを巻き込んで、ぜひ推し進めて欲しい。

今の国会のワイドショー的な「政局」よりも、国民が求めるものは本書に書かれているような「政策」議論じゃないかなと思う。

何気なく読み始めても、最後まで読むと実はちょっと心にこみ上げてくるものがある。意外と良い本だ。
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96 人中、78人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
骨太の提言 2008/5/30
形式:単行本
この本を読んだあと、”生き残ることのできる生物の種族は最も優れた生態能力を持った種族ではなく環境の変化に対応できる種族である”というダーウィンの言葉をかみしめた。人口減少、経済のグローバル化、環境問題など変化への対応が出来なければ日本の未来は無い。中川氏は、霞ヶ関を中心に、政界、財界、学会、マスコミなど、あらゆる分野に巣食う身内共同体を優先する劣化したエリートの「ステルス複合体」が進化を阻む抵抗勢力だと指摘する。官僚による官邸支配やマスコミ誘導などの様子をリアリティ豊かに描き、既得権益を守るための仕組みをあぶりだしており読み応えがある。彼らの無責任な行動の陰で犠牲になったひめゆり部隊の悲劇を繰り返さないためにもこのノーリスク・ハイリターンの仕組みを潰し、官僚だけでなく、関与する全てのエリートの再生、奮起を迫る覚悟の提言であり、ステレオタイプの官僚バッシングとは次元が異なる。氏の歳出削減に対するこだわりも、ムダがステルス複合体の延命につながるとの深い認識があったことに気付く。ムダは少ないので、増税しかないと言い切る政治家はなんと答えるか興味深い。また、官僚支配に挑戦した竹中元大臣の裏チームの成功は、政策立案過程での「サブ・ロジ」に精通した民間出身のサムライとでも呼べる逸材と総理の意思の賜物で、巷言われる「官僚機構を政治家が上手く使いこなせば事足りる」との論調は現状を無視した暴論だということがわかる。だから、中川氏は公務員制度改革を推進していたのだと、最近の動きに納得した。ステルス複合体へ覚悟の戦いを挑んだ中川氏は、民の力を信じている。ただし、国民自身にも変革を求めているのではないか。特に損得勘定を越えた公共に奉仕する価値観への共感を。自ら自己犠牲をいとわぬ美しい覚悟の先には、まだ見ぬ将来世代の国民への思いがあるのだろう。この覚悟の提言に私も真剣向き合う必要があると感じた。
このレビューは参考になりましたか?
45 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本を読んでみました。

著者は、自民党森派の人物で小泉の流れを自認しているよう。

お書きになっていることは、納得がいくことが多かったです。
政治主導で決断を要する時代になってきているとか、そのためには、大臣を毎年変えるような人事は改めないといけないとか。

ちょっと前に元財務相の高橋洋一氏が「さらば財務省!」という本を書かれていて、本書の内容はそれに通じるところも多かったです。

しかし、私、どうしても違和感を禁じ得なかったことがあります。

「官僚国家の崩壊」というこのタイトルです。
まるで、自分とは無関係の誰かが、それをつくって、自分はそれと戦うヒーローを気取っているようだと感じました。

「官僚国家」は、一体誰がつくってきたのかと言えば、自民党政権そのものではないですか。
その自民党の幹事長まで務めた人物が、まるで他人事のように「官僚国家」などと言い放つ姿勢に対しては、激しい違和感、嫌悪感を感じざるを得ないです。
確かに、本書の中には、森派に官僚出身議員は少ないとか、自民党にも反省すべき点はあるとか、言い訳のような、反省のような記述もあります。

でも、官僚に口がないのを良いことに、「官僚=悪役、自民党=正義の味方」みたいなことを言われるのは、絶対おかしいと思うのです。

本書のタイトルに少し修飾語を付けていただくと納得できると思いました。

「わが自民党がつくりだした官僚国家の崩壊」と。
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最近のカスタマーレビュー
「政治家的言辞」が飽きられた時代が来たのでは?
... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: lexusboy
外国人1000万人受け入れ提言
日本は、40年ほどかけて1000万人の移民を受け入れるべきだと
いうことを説きます。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/2 投稿者: 人文社会ルプザレジオン
上げ潮派の骨太提言
「政治生命を賭けた告発! 」本書の紹介文にふさわしく
官僚国家の中枢・財務省を中心とした霞ヶ関本省の実態を克明に記載されています。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/13 投稿者: サクラネコ
もっと根拠がほしかった
文章に推測が多く、もっと数値や記録等にもとずいた、客観的な記述がほしかった。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/12 投稿者: ひーろー
本の内容はまっとうなもので納得もしました。しかし・・・
中川秀直氏は小泉竹中改革の忠実な後継者となりうるでしょう。女系天皇、人権擁護法案、外国人参政権に賛成、移民1000万人計画そして構造改革の継承。あえて『空気が読め... 続きを読む
投稿日: 2008/7/7 投稿者: 日本の正道
ステルス複合体とはよくぞ言ってくれた!
中川秀直先生が看破された「ステルス複合体」。本当にその通りなんですよね。現状からの変革を拒む弱い心が官僚に宿った瞬間に、日本政府の堕落が始まっています。中川秀直先... 続きを読む
投稿日: 2008/7/3 投稿者: まーたろう
マスコミの大罪
この本を読んで、日本のマスコミの官僚寄りの姿勢に慄然としない人はいないのではないか。日本のマスコミが作る中川氏の人物像があまりにもかけ離れていることに驚いた。この... 続きを読む
投稿日: 2008/7/3 投稿者: トム香港
官僚政治は本当に悪なのか?
... 続きを読む
投稿日: 2008/6/27 投稿者: さきこマイラブ
官僚批判は素晴らしいが構成がバラバラで読みにくい
日本社会を悪くする元凶となっている官僚批判部分は実に素晴らしい!
現職の与党大物政治家がここまで官僚批判できるのはすごいこと。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/14 投稿者: かさこ
デカイからってイイってワケじゃねー(あたり前か)
 実は読んでいない、しかしあえて言いたいが故にコメントしたい、この本、6/1の... 続きを読む
投稿日: 2008/6/1 投稿者: のらくろ大元帥
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