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官僚利権
 
 

官僚利権 [単行本]

北沢 栄
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

官僚が守るべきは自分たちの利権だけ!

民主党政権による事業仕分けは、官僚の無駄遣いや各省庁ごとの天下り先の
実態が明らかになり、国民の関心も高まったことでいえば成功といえるだろう。
しかし、明らかにされた官僚の天下りファミリー企業や特別会計の巨額資金が
流れ込む、独立行政法人や公益法人などは氷山の一角であり、それは官僚に
とって単なるガス抜きでしかない。

本書では先進国では類を見ない日本特有の会計制度である特別会計こそが官僚の
ムダ遣いの根本原因であると言及し、その仕組みと問題点を図解を交えて解説する。
また空港利用税やたばこ税やガソリン税といった特定財源の利権や都市開発機構
などの独立行政法人・公益法人の実態を事例をあげて紹介。
さらに民主党が財源確保のために血眼になって探している霞が関埋蔵金の行方も明らかにする。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、事業仕分けをしても官僚の無駄遣いはなくならないのか?官僚の天下りネットワーク、官製事業に眠る、巨額の埋蔵金、官の財布「特別会計」のカラクリ、巨額の税金が流れ込む独立行政法人・公益法人の実態を暴く。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2010/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4408108499
  • ISBN-13: 978-4408108490
  • 発売日: 2010/5/20
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,970位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By つくしん坊 トップ500レビュアー
形式:単行本
 著者の「亡国予算」(実業之日本社)に続く、特別会計告発の第二弾である。近年多少は「改革」が行なわれたとはいえ、国民を欺く為に分かりにくい仕組みにしてあるとしか思えない特別会計が、いかに国民の税金を官僚のために浪費する仕組みであるかを追及している。実に、読んでいるだけでも腹立たしくなる。

 先進国にはない、日本だけの会計制度である特別会計は、一般会計の5倍規模の355兆円にも及ぶマンモス会計である。一般会計が借金漬けなのに対して、特別会計には毎年50兆円もの資金が一般会計から繰り入れられ、毎年多額の不用金を残し、積み立てられた資金も膨大である。特別会計こそが、「所轄官庁→特殊法人・特別行政法人→公益法人」という流れにより、無駄なモノを作り、天下り官僚を養う、霞が関の裏帳簿である。

 著者の試算によれば、08年3月末段階の埋蔵金は、特別会計のフロー(可処分剰余金)で約39.2兆円、ストック(可処分積立金)で47.4兆円、総額86.6兆円である。継続性のあるフロー分の39.2兆円だけでも、実に消費税15.7%にも相当する!「消費税増税ありき」のマスコミでは、議論すらされない事実がここにある。

 民主党は、特別会計に対する事業仕分けを計画しているが、事業仕分けが本当に特別会計の闇を切り開くのか、本書を熟読して、監視したいものである。なお、著者は民主党が先に実施した事業仕分けで、事務局から仕分け人を依頼されていたが、最終的にはどこからかの横槍で仕分け人からはずされたとのことである。特別会計の闇の深さを物語るエピソードである。最終的には、特別会計の全廃しか日本を救う道はない。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
官僚が持つ利権とは何のことなのか。私は、率直に言ってこの「官僚利権」
と言う言葉にある種の語義矛盾を感じる。官僚は公僕である。利益を上げなければならない
民間会社とは違う。公僕にはどんな利権があるのだろうか。

まず言われるのは許認可権である。しかし、認可する見返りに賄賂をもらうなら、
明らかに利権で、犯罪だから逮捕すればよい。
天下りは渡りで高額の退職金をもらったりするのは、確かに利権である。
特別会計の巨額資金は、それぞれ所属する役所の権益を守ろうということで、
利権と言う言葉にはなじまないような気もする。

本書はそんな官僚利権音痴の私にも、それが利権であることの明確な答えを教えてくれた。
それで思ったことであるが、官僚の最大の利権は、税金を気ままに使って、
自分の権力欲を満足させることではないのか。

ところで著者は、仕分け人に一度決まりかけ、何かの横槍でなることができなかったそうで、
それを怒っておられるが、ならなくてよかったのではないか。
ジャーナリストの仕事は、正義を実践することではない。
権力を監視する、番犬となり、事実を記録し伝えることであると思う。
ならば、政権の内部に入ってはならない。
内部に入ることはジャーナリストであることを放棄することである
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