公務員制度改革の急先鋒、改革派の第一人者である古賀茂明氏の最新の著。
前著「日本中枢の崩壊」の焼き直しの感があるが、
この本の方が整理されている分、圧倒的にわかりやすい。
自動車産業をはじめとする「民」は一流、政治は三流といわれてきたが、
この本を読むと、公務員なかでも官僚は五流、
いやその生き様の卑しさから最低ということがわかるだろう。
この本でもとりあげているが、福島第一原発事故は人災だ。
その人災を引き起こした中心が、経済産業省をはじめとする官僚
それから百人規模といわれている天下り連中だ。
日本をここまでダメにしたのは、
この本のタイトルどおり官僚の責任だ。
そして、日本を再興させるのも、古賀氏のような良心を持った
官僚の責任ではないだろうか。
多くの示唆に富んだ良書だ。