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官僚とメディア (角川oneテーマ21 A 62)
 
 

官僚とメディア (角川oneテーマ21 A 62) [新書]

魚住 昭
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

佐藤優(起訴休職外務事務官) 絶賛!

「国家もマスコミも内側から壊れていく。本書は官僚とメディアの凄まじい癒着と腐敗をえぐり出した衝撃的なノンフィクションである!」



メディアと官僚の癒着は、ここまで進んでいる!

耐震偽装事件に見る国交省とメディアの癒着、最高裁・電通・共同通信社が仕組んだ「タウンミーティング」やらせ事件・・・なぜメディアは暴走する官僚組織の支配に屈するのか?独自取材で驚くべき真実が明らかに。

内容(「BOOK」データベースより)

官僚の爆走と、すり寄るメディアの深い闇。

登録情報

  • 新書: 211ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2007/4/10)
  • ISBN-10: 4047100897
  • ISBN-13: 978-4047100893
  • 発売日: 2007/4/10
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By PIVO
形式:新書
国家権力とメディアの持ちつ持たれつの構造を具体的な事例を挙げて紹介している。そう言えば、NHKの番組改編と朝日新聞の誤報疑惑は結局解決されたのだろうか?太平洋戦争当時の元参謀が著者に向かってこう言ったそうだ。「あなた方は我々の戦争責任を言うけれど、新聞の責任はどうなんだ。あのとき新聞の論調は我々が弱腰になることを許さなかった。我々だって新聞にたたかれたくないから強気に出る。すると新聞はさらに強気になって戦争を煽る。その繰り返しで戦争に突き進んだんだ。」本書を読むとこのような権力とメディアの関係が現在でも何ら変わっていないことに気づかされる。著者は、メディアは経営者や株主や広告主のものではなく、無数の読者のものであるはずだと書いているが、これを実現させるための具体的な提言を著者に期待したい。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By もなか VINE™ メンバー
形式:新書
本書を読むと、現在のメディアを巡る問題状況−いやメディア自身だけに留まらず、それが関わる森羅万象を巡る問題状況と言ったほうがより適切か−が一つの揺ぎ無い構造の上に成立していることをいやが上にも痛感させられる。

メディアが文字通り「媒介者」でしかない以上、その入力を掌握するもの=公権力がいかようにも動かすことができるというのは、あまりにも自明な、そして磐石な構図である。逆にそのような構図にも関わらずメディアが反権力であるという妄想が許された時代が牧歌的であったという気さえするほどだ。記者個人の姿勢はともかく、総体としてのメディアは権力と一体である。哀しいかな、代議士の世襲を批判しようにも、今や政治記者の身分が三代に渡って世襲されるご時世なのだ。

言論統制といえば今だに北朝鮮を例に挙げることが多いが、かの国のように公然と「言論統制する事」を行うような仕組みは、メディアへの入力としての「情報」は統制できても、言論の基盤となる人々の意識を制御することはできない。比較してわが国は言論の自由がタテマエとなっているために、情報を統制することが意識=言論を制御することに直結する。 何でも言えるはずのメディアが黙っているということは、そこに何か言うべき事実が存在しないと見なされる。少なくとも国民はそう見るように馴らされている。

魚住氏は元記者であり、かつての同僚たちの一片の良心に期待しているようだが、その点については少々異論がある。記者個人個人の努力や力量よりも、むしろ、大企業の広告と公的機関の発表情報に牛耳られたメディア空間で、高額所得を保障された記者が記事を書く、というこの構造の抱える欺瞞を多くの人々が認識することからしか、突破口は開けないのではないか。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ny トップ500レビュアー
形式:新書
 新聞やテレビなどのメディアが時の政治家や官僚などの権力に
懐柔されたり、権力に都合のよい情報を流してしまうといったこと
はなぜおきるのか?さらに、それらの誤った情報に基づいて、事実
とは異なる(時として正反対の)世論が形成されてしまうことが
おきるのはどうしてか?

 著者は自らがメディアの中にいたジャーナリストであり、「耐震
偽装問題」や「ライブドア、村上ファンド事件」「タウンミーティ
ングのやらせ問題」などの身近な実例を挙げながらそういったこと
がなぜおきるのかということについて鋭い指摘をしている。
 大変分かりやすいと同時に、これらの指摘が本当に的を得たもの
であったなら、普段見聞きしているマスメディアの不完全さは想像
以上であることにショックを覚える。

 マスコミには客観的な報道を期待しているが、この客観報道
主義というものこそが、メディアが悪用され、漬け込まれる源泉で
あるという指摘には心底驚いた。

 受け手としての備えは、著者が明快に書いているとおり「そも
そも報道とはそれほど神聖な仕事ではなく、情報という商品を不特定
多数の読者に売る仕事に過ぎない。そしてその商品の原料である一次
情報の約7割は、官庁もしくはそれに準じる機構からただで提供され
るものだ。」という指摘を常にそれらに接するとき、冷静に考えておく
ことなのかもしれない。
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最近のカスタマーレビュー
これが現実なのか
官僚やメディアの動向にうさんくささを感じている人に、ぜひとも読んで欲しい一冊。我々がいかにメディアによってコントロールされているかを思い知り、愕然とすること間違い... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: はに丸
報道と 事実はこんなに 違うんだ
1.内容... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 清高
新聞をやめました
官僚とメディアです。
イデオロギー的偏りが無く、感情的な記載もないので読みやすいです。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: チャンバラ大好きおじさん
本当に日本は恐ろしい国である
元共同通信記者の体験から来るマスコミと官僚との癒着構造を耐震偽装やライブドア事件などの本質を説明しながら見事に問題提起してた。もうこの本を読んで3年になるが、政権... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: mabopan2
真のジャーナリズムの姿がここにある
ジャーナリズムの大きな役割は権力を監視することである。権力とは三権分立の考えからは立法、行政、司法となるが、本書を読むと現在の日本においては行政(即ち官僚)の権力... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: muskia
メディアの取材力の低下 を憂う
著者は元共同通信社記者さんです。

耐震強度偽装事件を通して、国交症の思考パターン、... 続きを読む
投稿日: 2009/10/31 投稿者: 大森 義範
メディアが公的機関のインサイダーと化している事実
... 続きを読む
投稿日: 2009/4/9 投稿者: dvrm
個々の話題を貫くものが弱い
メディアが官僚や検察起源の情報を無批判にたれん流していること、メディア自身の利害のためにニュースを取捨選択している事実を告発した書だ。取り上げられている話題は、共... 続きを読む
投稿日: 2008/2/21 投稿者: shibchin
事実を見えにくくする構造
本書を読んで一番痛感したことは、事件の全体像を私がいかに知らないか、である。ライブドアや耐震データ偽装事件などで、メディアの報道が沈静化した後に出てきた事実からは... 続きを読む
投稿日: 2008/2/12 投稿者: 江口哲学
普遍のテーマ
政治とメディアの関係については多くの執筆家が提言してきている。この著者は共同通信で働いていた記者。したがって内部事情を踏まえた上での提言になっているぶん完全第三者... 続きを読む
投稿日: 2008/1/16 投稿者: たこたこ屋
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