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宗教改革の真実 (講談社現代新書)
 
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宗教改革の真実 (講談社現代新書) [新書]

永田 諒一
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ルターの「論題貼り出し」はウソ!
中世はこのようにリストラされた!
中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。

内容(「BOOK」データベースより)

中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/3/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406149712X
  • ISBN-13: 978-4061497122
  • 発売日: 2004/3/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By A-yuu
形式:新書
『宗教改革の真実』という一見して仰々しい表題に見えますが、
この本の主眼となっているのはエリート達がたてた大きな波をもろにかぶった民衆たちです。
16世紀~17世紀前半の社会的状況を詳述しながら、
文盲の大衆への絵による「教示」、宗派間の人間臭い「いさかい」、「肉が食べられない」こと、

さらにカップル1組1組に起こった問題にも史料が許す限り物語っています。

ただ単に面白おかしく目を引きそうなものを見せるのではなく、
民衆の文化、生活、信仰をできる得る限り、その実態に近づけようとする姿勢が、
逆に変革の時代と対峙せざるを得なかった人々の、生活、心情の変化を
より生き生きと浮かび上がらせます。

小難しい言い回しも無く、肩肘張らずに歴史の面白さを、社会史の面白さを教えてくれる本です。

このレビューは参考になりましたか?
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:新書
 免罪符、ルター、聖書に帰れ、アウクスブルクの宗教和議…。宗教改革という言葉から私を含めて歴史学の門外漢が思いつくのはざっとこんなところではないでしょうか。本書はこうした生半可な知識を持った人をもやさしく迎え入れてくれる良書です。

 宗教改革が当時の知識階層であった聖職者たちの教義論争に終始したわけではなく、多くの末端の信者たちの生活にも大きな影響を与えていったさまについて、ひとつひとつ丁寧に解き明かしていきます。活版印刷や聖職者の結婚、果てはグレゴリウス暦の導入に至る生活の様々な諸相に、キリスト信者間の峻厳な新旧対立があったことが書かれていて、興味の尽きることがありませんでした。

 新旧の両信者たちが、教義の正当性を追究するというよりは、単なる「いやがらせ」のレベルで鞘当てを繰り広げているようにしか見えない点が特に興味を引きました。その実に人間くさい「いじめ・いじめられ」の展開には、苦笑することしきりです。

 そしてやがてそのいやがらせも、市民生活の便宜という世俗の価値観を優先する意識が芽生える過程で解消されていったというのも、これまた大変興味深いことでした。

 平易な文体で教養と知識を与えてくれる点で講談社現代新書を私は高く評価してきましたが、本書も同新書ならではと思わせるだけの内容を伴った一冊であると感じました。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
周辺 2010/11/28
By 唐山
形式:新書
 「真実」というより「周辺」の方が内容としては正しいと思います。そんなに目新しいことは書いていません。それに、流れが頭に入っていないと読んでも分からないので、初めての人にも勧めるのは考えるところです。
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