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この巻にも多くの美姫が登場しますがが、千一夜の女性の「美」の基準は厳しく定められています。
まず、経典を読むなどの教養があり、声が美しく楽器の演奏が巧みで、詩歌に秀でており、美しい文字がかけること。
これは平安の姫とも共通していますね。
肌が白く、頬は薔薇のように赤いこと。
黒目勝ちの目を伏せて、おとなしやかにしていること。
目は水晶の棒でコフル(アイライナー)を塗ることで、長く涼やかに見せるそうです。
唇は色赤く、ぽったりとしていること。
胸は豊かに丸く、腰は細く、お尻と脚はたっぷりしていること。
しかし手首、足首は細く繊細で、足は小さいこと。
つつましやかに、かつ上手にお尻を振りながら歩く方法の指南なども出ており、男性には控えめに見せながらも、女性間の厳しい競争を生き抜く知恵を感じます。
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