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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白くてやめられません,
By 愛生睦美 (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 完訳 千一夜物語〈1〉 (岩波文庫) (文庫)
シャハラザードが王様に毎夜物語ることになった経緯を語る「緒話」に始まり、第一夜から第二十四話まで。私は食いしん坊なので、つい物語の中の食べ物が気になります。第九夜、バグダードで荷かつぎを仕事としている男が、市場(スーク)で、驚くほどの美人から仕事を頼まれます。彼女は荷かつぎ男を連れて、大量の買い物をします。あらゆる果物、肉、あらゆる種類のアーモンド、そしてお菓子、清涼飲料水などがたーくさんでとても美味しそうです。第二十三話と二十四話で、大臣ヌーレディンの一人息子が、色々な出来事の結果、その身分を隠して菓子屋の主人となり、店は繁盛していました。そこへ、彼の息子が父親探しの旅の途中寄ります。お互いに親子とは知らない彼らでしたが、それを知るきっかけとなっ!たのが「柘榴の実のお菓子」でした。登場した人物が別の人物に物語り、さらにその物語の中の登場人物が物語るというようなつながりなので、うっかり元の話を忘れそうになってしまうほど。それで最後はきちんとまとまるので、面白くてやめられません。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
全13巻の第一巻,
By 魏 (長野県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 完訳 千一夜物語〈1〉 (岩波文庫) (文庫)
長いと言っても、ストーリーも文体も相当レベルが高いので、わりとすらすら読めるはずだ。私なんかは暇だったので三ヶ月くらいで読み切れた。中にはオーパーツじゃないかと思えるような凄い表現もあって、大変勉強になる。日本の近代文学よりも、少なくとも娯楽的表現では遥かに勉強になるような気がする。これだけ面白い作品なのに、作者の名は誰も分からないらしい。偶像崇拝嫌忌のせいだろうか。 どれもこれもゴージャスである。酒は飲んでいるし、結構エロい。イスラム教徒の一般的なイメージがものの見事に払拭されるだろう。そういう文化・歴史考証なら、注釈が大量に入っているらしいちくま版を読んでほしい。 この第一巻の内、特筆すべきは最後にある「大臣ヌーレディンとその兄大臣シャムセディンとハサン・バドレディンの物語」である。全編の内でも最高のもののような気がする。 ちなみに、豊島与志雄はすぐに死んでしまったので、翻訳の方でがんばっているのは、むしろ無名な岡部さんや佐藤さんだ。この二人の名前が書いてないのは少々おかしいような気もするが。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
不思議な本です。,
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レビュー対象商品: 完訳 千一夜物語〈1〉 (岩波文庫) (文庫)
アラビアンナイトの面白さは以下の3点に集約されると思う。一点目:エロスを感じることができる。 二点目:話が階層構造になっているので、ぐいぐい引き込まれる。 三点目:話の展開が大胆で奇想天外である。
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