表紙によると、ペロー(1628−1703)の童話集は、民間伝承に材を得た物語集のなかでも最も古いものといってよい、そうだ。
おなじみの「ろばの皮」「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「ねこ先生または長靴をはいた猫」「おやゆび小僧」「サンドリヤンまたは小さなガラスの靴=シンデレラ」などなどが、装飾をいっさい排除して、まるで老婆や家庭教師の口から語られているようで、素朴で、こんなに話がちがうのかという部分も沢山あり、驚きとともに、納得しつつ親しみをもって読みました。
(ペローから見て)《われわれの先祖は、自分達の語る話のなかに、賞賛すべき教訓が含まれているように賞賛すべき有益な教訓が含まれているよう、、絶えず大いに気を配ってきた。どの話のなかでも、徳が報われ、悪が罰せられるのです。》という考えのせいか分かりませんが、一つ一つの話に教訓がついているので、それを読むのも楽しみでした。