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完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 上
 
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完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 上 [単行本]

ジャン=アンリ・ファーブル , 奥本 大三郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ハチやツバメは、なぜ人家に巣を造るのか?
暖炉の脇に泥で巣を造るジガバチはなぜわざわざ人家の中に巣を造るのか。ツバメも人の家に巣を造る。これは自然界に造るより材料や時間が節約できるからではないか。本能を補う能力の考察をする。

内容(「BOOK」データベースより)

ハチやツバメは、なぜ人家に巣を作るのか?博物学の不朽の名著個人完訳版。

登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/12/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4081310076
  • ISBN-13: 978-4081310074
  • 発売日: 2006/12/15
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 87,069位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
この巻は、ハチが主人公。キゴシジガバチがなぜ、人家の中、マントルピースにまで巣を作るのか。ファーブルは、この巻でも進化論を批判しつつ本能の不変の特性を主張します。しかし、本能も、ガチガチの融通の利かない特性ではなく、生命を維持するのに営巣のためのエネルギーを節約するという融通さも兼ね備えていると考察します。その事例に人間と共生しているツバメやスズメの営巣などを参考にします。この辺りでは、現代の進化論にも少し踏み込んでいる感じも。

8〜9章では、綿毛を巣作りに使うモンハナバチと樹脂を使うモンハナバチを比較して、それらを形態だけで同一の属にしている分類学に異を唱え、機能を考慮して2分すべきだと主張しています。現在から見れば、それは先進的な主張を含むとともに観察力の限界をも示しているのですが、あくまでも観察し実証したことを確信を持って主張するファーブルの姿勢はこの巻でも不動です。

なお、この巻では、輝くばかりの純白の綿でできたモンハナバチの巣が、昆虫の作る巣の中でももっとも優美なものである、と美をうたっています。美をうたうような記述には今までの巻ではお目にかからなかったように思い、印象に残りました。
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