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完訳フロイス日本史〈2〉信長とフロイス―織田信長篇(2) (中公文庫)
 
 

完訳フロイス日本史〈2〉信長とフロイス―織田信長篇(2) (中公文庫) [文庫]

ルイス フロイス , 松田 毅一 , 川崎 桃太
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,200 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

信長秀吉から庶民まで、西欧知識人が活写した戦国日本の政治と文化と生活―。第二巻は、信長のフロイス謁見、日乗上人とフロイスの論争、南蛮寺建立の顛末などキリシタン宗門の躍進を描く。フロイスの観察と描写は委曲を尽し、信任厚かった信長の人間像は躍如としている。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 325ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2000/02)
  • ISBN-10: 4122035813
  • ISBN-13: 978-4122035812
  • 発売日: 2000/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 歴史に詳しい方には敢えてお伝えすることはありませんが、
私のようにルイス・フロイスといえば、信長に会いキリスト教の
布教をした人、という程度の知識の方で、結構歴史好きなら
本作、本シリーズはかなりお薦めです。フロイスにこれだけの
著作があったことに驚き、また当時の日本をフロイスの視点から

描かれた内容はかなり楽しめました。歴史的な資料としても価値が
あるそうですし、知的欲求がある方は買いです。お薦め!

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
ポルトガル人宣教師により伝えられる中世日本の姿という時、著者が持つ宗教の眼鏡がどのように事実認識や歴史を歪めて伝えるかが懸念される。読者もこの点に注意を払いつつ、読むことが必要だろう。一方、日本は伝統的に外国や外国人を特別視するという文化があるようにも思えるので、中世の日本人が見た現実より更に本質的な日本の現実が外国人として見えた可能性も否定できない。著書からの印象は、海外に閉鎖的な徳川時代と異なり、織田信長の生きた時代が海外に鷹揚であり、また戦乱の世であるものの現代日本に通ずる世相が民衆に感じられることだ。

ルイス・フロイスが織田信長と会見した模様(第38章)などは、生々しい記録として鮮烈であり、織田信長が今そこで生きて話し、そこで相手をしているような錯覚をおこす。宗教色の強い著書ではあるが、興味深いことも事実である。なお、第32章では、信長は「中くらいの背丈で、華奢な体躯であり、髯は少なくはなはだ声は快調で、・・・・彼の睡眠時間は短く早朝に起床した。・・・・酒を好まず、食を節し、人の扱いにはきわめて率直で、自らの見解に尊大であった。・・・・」と述べられている。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Morning glory トップ1000レビュアー
形式:文庫
 「日本史」というタイトルのイエズス会一宣教師の手記、「織田信長篇」2巻です。
 具体的には、14代足利将軍義輝が殺害された後あたりから、信長による義昭の擁立、その後信長と義昭が対立して義昭が蟄居となるあたりまでが収録されています。
 中盤あたりでフロイスと信長が初めて出会い、伝聞でない生の信長描写がされます。

 しかし相変わらず宣教師たちの日本研究はすごい。信長についても、「どこで聞いてきたの?」というようなエピソードをたくさん載せています。(本人とは、そうたびたび会えたわけではないので部下から聞いたりしたのだと思いますが)「信長公記」を併読しているのですが、そちらで載っていないようなことも。
 宗教論争をするために畿内で有力だった法華宗の経典(8巻)を自ら勉強したりとか。信長の部下の一人、日乗と宗論をすることになった時の彼らの態度は、待ってましたと言わんばかりです。穏やかな宗教者などではなく、ヨーロッパから来た宗教的刺客ですね。信長はこういう人たちを野放しにしちゃダメだろ、と思ってしまいました。(この時期の信長は畿内と越前を平定中で、根強い仏教勢力と次々に戦わなければならなかった頃です。比叡山焼き討ちについてもこの巻で触れられています。信長公記を読んでいると、いっそ仏門全てに滅んでほしいと信長が思ったとしても分かるような気がする…その辺でPadreたちと気が合ったのでしょうか)

 前巻ではフロイスにとって先輩にあたるPadre(神父)たちのことを書いていたのでトーンが一定していましたが、今度は自分の話がほとんど。そうなってみると……布教がうまくいかない時はものすごく陰気になり、状況が良くなると天までのぼりそうに調子に乗るフロイス……。何かラテン系だなあ、と思います。
 信長と会ったことを得意げに書いたことを、後で本部に向けて言い訳してみたり。つい笑ってしまいました。
 
 布教という彼の目的に関係ないことは全然書かれないので、何か他の歴史書と併読した方が良いと思いますが、戦国日本の中の一人のラテン男の回想はなかなか面白い。おすすめです。
 

 
 
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