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完璧な赤―「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語
 
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完璧な赤―「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語 [単行本]

エイミー・B グリーンフィールド , Amy Butler Greenfield , 佐藤 桂
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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完璧な赤―「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語 + 色彩―色材の文化史 (「知の再発見」双書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1519年、新大陸の地に降り立ったスペインの征服者たちは、市場を埋め尽くす鮮やかな赤に目を奪われた。光り輝く色彩はまさに生命の炎であり、魂を揺さぶる情熱の色。これこそヨーロッパの人々が、そして彼らの王が権威の象徴として求めた完璧な赤だった。この色をヨーロッパに持ちこめば巨額の利益を生む―スペイン人たちは製法から原料・産地にいたるまでを国家機密とし、完全なる秘密主義を貫いた。そのため18世紀まで原料の正体すら明らかにならず、イギリス、オランダ、フランスなど各国は躍起になってスペインの輸送船団を襲撃させ、新大陸にスパイを放った。市民のなかには正体をめぐって全財産を賭けた大博打に出る者まで現われた。はたしてその正体は、植物の根?種?花?それとも動物の糞か、虫か?国家も民衆も翻弄し、ヨーロッパ全土を競争へと駆り立てたその染料の名はグラナ。現在ではコチニールとして知られ、身近な食品や自然派化粧品などに使われている。大航海時代から現代まで脈々と受け継がれてきた新大陸の秘宝をめぐる息もつかせぬ歴史ロマン・ノンフィクション。

内容(「MARC」データベースより)

16世紀のヨーロッパを狂瀾に陥れた魅惑の真紅、「完璧な赤」。この色を生む唯一の染料を求めて人々は出帆し、時代は争乱と謀略の渦へと動き始めたのだ-。壮大な歴史ロマン。

登録情報

  • 単行本: 390ページ
  • 出版社: 早川書房 (2006/10)
  • ISBN-10: 4152087706
  • ISBN-13: 978-4152087706
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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赤で斬る 2006/12/11
形式:単行本
「コチニール」という真紅を生み出す染料で、ヨーロッパと中南米を貫いています。赤色と影響を与え合った政治、経済、科学、流行色などの歴史が国境やジャンルを問わず描かれています。

スペイン人が中南米に進出し、現地で使われていたコチニールをヨーロッパに持ち込み初めたのが4世紀以上前。スペイン、イギリス、フランス、他ヨーロッパ諸国、メキシコをはじめとする中南米の人々が、様々な立場で赤色と関わっていたという、長い長い道のりが現在まで続いていています。

読んでいて面白かったのは、ユニークな科学者や植物学者達が活躍する中盤、「コチニールは植物か?虫か?」の顕微鏡開発合戦や、コチニール奪取の苦難苦闘のあたり。また後半、遂にコチニールがスペイン領以外に持ち出されてからの生産競争、合成染料開発による大打撃もスリリングでした(逆に言うと、前半のヨーロッパ政治史や染料の歴史は、ちょっとつらかった)。

翻訳書とは思えないほど、読みやすかったです。ただ、もっと写真や地図、年表があると良かったですね。今まで、大西洋が左右に割れている地図ばかり見てきたけれど、今回しみじみと地図帳でヨーロッパとアメリカの位置関係を確認しました。訳者あとがきに著者のHPが紹介されていて、最初に教えて欲しかった。英語ですが、コチニールの赤色が写真で見られます。

作者は、修士論文のために、チョコレートのヨーロッパ伝来について調査していた時、積み荷の記録に必ず「グラナ(コチニールのこと)」という言葉があるのに気付いたそうです。後にこの本を書いたわけですが、作者の曾祖父、祖父が染色職人だったこと、家族の協力を得てこの本を書いたことを思うと、なかなか運命的な血の通った物語だと思います。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
歴史こぼれ話をはさみつつ、赤色が実は歴史を動かしていた!
という驚きの事実をアステカ帝国の時代にまで遡り検証していく。

なぜ、「赤」が歴史のキーワードになるのか?

冒険、喜劇、陰謀など歴史の魅力が凝縮した作品。おもしろい。
ただしちょっと高いので、星4つで。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「赤」っていう色について、どんな印象がありますか?

血の色、口紅、ほてった頬? コカ・コーラ、キットカットの箱、それとも映画祭のレッド・カーペット?

そんな「赤」が歴史を動かしていたなんて知ったら、少し興味が湧きませんか?

この本は、完璧な「赤」を求めた歴史を描いた作品。

もうね、読んでいるうちに、「赤」をめぐる冒険にどんどん引き込まれること請け合いですよ! 少しでも興味を持ったなら、ぜひ読むことをお勧めします。
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