放蕩者ヒーローと ヒーローに反感を持つじゃじゃ馬ヒロイン、という
カップリングに期待して 今回こそは、と手に取りましたが…
やっぱり 前作同様 ヒストリカルな感じが あまりしませんでした。
なーんか 薄いっていうか…
よくある筋立て 〜放蕩者が 社交界一の美女と出会い、
迫るヒーローと拒むヒロイン、お互いを知るうちに惹かれあい、
スキャンダルを起こし結婚するが 互いに愛がないことに悩み…
にしては 心理描写が丁寧でそこは好感、なのですが
ヒロインが魅力的でないというか ヒストリカルらしくないんですよね、
赤毛で男性並みの長身に豊満な曲線美で シーズン一の人気者として、
パーティではとりまきに囲まれまくり、求婚者が続出、
なのに 自分のことを「みっともない」と思っていて
ヒーローの賞賛の言葉も信じられない・・・
なんで求婚されたと思ってるの? (持参金なしだよ、容姿目当てじゃん)
とか、パーティでの行動が 付き添いなしで(同行の伯母さんはいるけど眼中なし)
自由に歩き回って トラブルまきこまれ〜 とか
そこは 伝道師の父に連れられインド、アフリカを周遊して育ったため
という設定なのでしょうが、そのわりには
「自分が何をやりたいか わからない、やりたくないことならわかるけど」
って はつらつとしてないというか じゃじゃ馬ぶりも大したことなく 中途半端…
うーん、現代アメリカの、プレイボーイと恋に落ちた、自分の容姿にコンプレックスの
あるウブな女の子 だったら 納得の感じ
邸宅とか食事内容とか、服装とか ヒストリカルならではの豪華さが感じられる
背景描写もほとんどない(邸宅は「豪華な邸宅」と言葉面のみ、みたいな)ので、
この作者さんは あんまり時代考証してない、もしくは苦手なのでしょうね。