薄田泣菫の「茶話」が完本で出るなんて夢のような話!
もう、嬉しくて嬉しくて、当然上・中・下とも購入♪
…これ、完本なの?
漢字が正字じゃないし、旧仮名遣いじゃないところもあるような…本当に完本なんだろうか?
所々に綻びが見えるので文章の息遣いが感じられない。ムリヤリ現代風にされてしまって鯱張ってキンチョーしてる感じ、生き生きしていない。
内容も、当時としては煽動的で刺激的だったのかもしれないけど、今となっては常識的。寧ろ大人しい表現と言えるのでは? 著者が極めて常識的で教養と節度がある人物だったと分かる文章。しかも非常に知識と魅力に溢れた人物であるのが一見して伺える。
この本を読むなら、「わざわざ現代人用に読みやすくしてあげた制作者」に感謝(?)しながら、当時の世相・社会情勢などを勉強した後に読むことを薦める。
書かれた時代の表記を忠実に再現した、本当の「完本」が出ないかなぁ…