内容紹介
出版社/著者からの内容紹介
音楽学習者のバイブルとも言われた旧版の組み直しですが、改訂に当たっては著者ご自身が途中まで作業をつづけ、逝去された後は後継者が細心の注意を払って作業しました。
旧漢字は新漢字に直しましたが、先生独特の言い回しは全く変えず、ご遺族全員の諒解の下にこのほど完成したものです。
本書の特色
1. 旧版上下巻をすべて収載!! 世界で最も詳細! 現代の楽器まで網羅した管絃楽法です
ベルリオーズ=R.シュトラウス「管弦楽法」(1905)、W.ピストン「管弦楽法」(1955)など、弊社だけでも別の2冊の定評ある管弦楽法を刊行していますが、
伊福部昭先生は原書でそれらの内容を咀嚼した上で、楽器の音色、技法、使用上の留意点にとどまらず、音響効果、聴覚に与える影響、心理的効果まで、
およそ作曲者・編曲者がわきまえなければならないすべての点に具体的な回答を用意しています。
また1968年時点での内容が盛り込まれているため、現代の楽器、民族楽器、打楽器についても述べられており、現時点で世界で最も使いやすい管絃楽法となっています。
2. 著者ご本人と東京芸大、東京音大などの後継者が結集して編集
2003年からの編纂作業は、当初伊福部先生ご自身が当たられ、ご逝去された後は松村禎三先生、今井重幸先生をはじめ、
伊福部先生の薫陶を受けた方々が結集して編集に当たりました。
編集者並びに協力者は39名の皆様です。譜例については、旧版の編纂された時代はまだ作曲家の原資料が乏しかった時代であったため、改めて原典に当たり、確認しつつ必要な部分は改めました。
3. 譜例・図版1005点、索引項目約5000項目
圧倒的な資料を収載しています。全楽器の音域の譜例、移調楽器の記譜と実際の音の譜例はすべて掲載されています。
曲の譜例は古典から現代まで含まれていますが、色彩感があるマーラー、ドビュッシー、ラヴェル、ファリャ、ストラヴィンスキーなどの引用が多く見られます。
索引項目は旧版上下の項目を必須とし、編集委員が若干追加をいたしました。
4. 見やすくしつつ、伊福部先生の「姿」が見える本をめざしました
旧版A5サイズをB5に拡大し2段組に。テキストはもちろん、図版・譜例もすべて最新の方法で書き改めました。
他方、文章については、池部晋一郎先生が推薦文も触れている独特の品格を尊重し、新漢字を使いながらも言葉遣いは旧版を尊重しました。
音楽学習者のバイブルとも言われた旧版の組み直しですが、改訂に当たっては著者ご自身が途中まで作業をつづけ、逝去された後は後継者が細心の注意を払って作業しました。
旧漢字は新漢字に直しましたが、先生独特の言い回しは全く変えず、ご遺族全員の諒解の下にこのほど完成したものです。
本書の特色
1. 旧版上下巻をすべて収載!! 世界で最も詳細! 現代の楽器まで網羅した管絃楽法です
ベルリオーズ=R.シュトラウス「管弦楽法」(1905)、W.ピストン「管弦楽法」(1955)など、弊社だけでも別の2冊の定評ある管弦楽法を刊行していますが、
伊福部昭先生は原書でそれらの内容を咀嚼した上で、楽器の音色、技法、使用上の留意点にとどまらず、音響効果、聴覚に与える影響、心理的効果まで、
およそ作曲者・編曲者がわきまえなければならないすべての点に具体的な回答を用意しています。
また1968年時点での内容が盛り込まれているため、現代の楽器、民族楽器、打楽器についても述べられており、現時点で世界で最も使いやすい管絃楽法となっています。
2. 著者ご本人と東京芸大、東京音大などの後継者が結集して編集
2003年からの編纂作業は、当初伊福部先生ご自身が当たられ、ご逝去された後は松村禎三先生、今井重幸先生をはじめ、
伊福部先生の薫陶を受けた方々が結集して編集に当たりました。
編集者並びに協力者は39名の皆様です。譜例については、旧版の編纂された時代はまだ作曲家の原資料が乏しかった時代であったため、改めて原典に当たり、確認しつつ必要な部分は改めました。
3. 譜例・図版1005点、索引項目約5000項目
圧倒的な資料を収載しています。全楽器の音域の譜例、移調楽器の記譜と実際の音の譜例はすべて掲載されています。
曲の譜例は古典から現代まで含まれていますが、色彩感があるマーラー、ドビュッシー、ラヴェル、ファリャ、ストラヴィンスキーなどの引用が多く見られます。
索引項目は旧版上下の項目を必須とし、編集委員が若干追加をいたしました。
4. 見やすくしつつ、伊福部先生の「姿」が見える本をめざしました
旧版A5サイズをB5に拡大し2段組に。テキストはもちろん、図版・譜例もすべて最新の方法で書き改めました。
他方、文章については、池部晋一郎先生が推薦文も触れている独特の品格を尊重し、新漢字を使いながらも言葉遣いは旧版を尊重しました。
内容(「BOOK」データベースより)
第一編には、管絃楽の全般的性能に関する基礎的な概論、第二編には管絃楽を構成する個々の楽器の性能、即ち楽器各論が述べられる。楽器相互間の連関性と其の共同効果に関しては、三編に述べられる。
出版社からのコメント
伊福部昭先生の名著「管絃楽法」は、ベルリオーズ=R.シュトラウスの「管弦楽法」(日本版は2006年弊社刊)を始め、古今東西のあらゆる音楽理論書、あらゆる楽譜、さらには楽器製作の理論書、音響学、物理学の原書まで研究された上で書かれたもので、世界で一番詳細な管絃楽法であるだけでなく、1968年までのあらゆる知識を網羅した世界最先端の体系的な管絃楽法で、まさに「管弦楽作品を書くためのバイブル」と言えるものです。
旧版のままでも長く重版し、訂正を重ねてきた原著でしたが、活版による書物であり、版の消耗も激しく、そのままでは将来に亘って刊行できる保証もないため、2003年より新版の制作作業が開始されました。
原著では上下卷合わせて1500ページを超える大著でしたが、上下の内容は互いに連関しており、学習者にとっては1巻に収めた方が利便性が高いため、1巻本とし、B5版を採用して一回り大判化、さらに段組を2段にして掲載内容は全く変えずにページ数を減らす方針で先生のご諒解もいただき、編集に臨みました。
原著は重版の度に先生による修正がなされてきたため、内容においては原著の記述(上巻13刷、下巻7刷)を尊重し、その後の研究によって新たに判明した事実のみ、学習者、研究者のために修正いたしました。
長い編集作業の過程で、伊福部先生が2006年2月にご逝去されましたが、その後も門下の方々が編集委員会を結成し作業を続けられ、本年2月の先生の命日に校了、3月16日の第2回伊福部音楽祭(杉並公会堂)の前に発売できる運びとなりました。
作曲家の池辺晋一郎氏は次のような推薦の言葉を寄せています。
「まさに名著中の名著!! 管絃楽法の本はあまたあれど、これほど精緻かつ実践的なものは他にありません。のみならずこの書は、伊福部昭という希有な音楽家の厳しさと奥深さ、そして何よりも[格]に貫かれています。音楽を愛するすべての人に読んでほしい、待望の[完本]です」
カバーの折り返し
「まさに名著中の名著!! 管絃楽法の本はあまたあれど、これほど精緻かつ実践的なものは他にありません。のみならずこの書は、伊福部昭という希有な音楽家の厳しさと奥深さ、そして何よりも[格]に貫かれています。音楽を愛するすべての人に読んでほしい、待望の[完本]です」(池辺晋一郎)
著者について
伊福部昭
1914年北海道生まれ。北海道大学を卒業後、独学で作曲を学び、1935年「日本狂詩曲」でチェレブレン賞第1位。1943年「交響譚詩」でビクター管絃楽懸賞第1位・文部大臣賞を受賞。日本民族の感性を基調とした作品を多く作曲した。東京芸術大学、東京音楽大学で教鞭をとり、芥川也寸志、黛敏郎、石井真木など優秀な作曲家を育てた。本書「管絃楽法・上巻」は1953年初版、1968年大幅改訂。「管絃楽法・下巻」は1968年初版。「ゴジラ」の音楽でも知られた。2006年2月8日没。
1914年北海道生まれ。北海道大学を卒業後、独学で作曲を学び、1935年「日本狂詩曲」でチェレブレン賞第1位。1943年「交響譚詩」でビクター管絃楽懸賞第1位・文部大臣賞を受賞。日本民族の感性を基調とした作品を多く作曲した。東京芸術大学、東京音楽大学で教鞭をとり、芥川也寸志、黛敏郎、石井真木など優秀な作曲家を育てた。本書「管絃楽法・上巻」は1953年初版、1968年大幅改訂。「管絃楽法・下巻」は1968年初版。「ゴジラ」の音楽でも知られた。2006年2月8日没。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊福部 昭
1914年北海道釧路に生まれる。北海道大学卒業。独学で作曲を学び、1935年「日本狂詩曲」でチェレプニン賞第一位、1943年「交響譚詩」でビクター管弦曲懸賞第一位・文部大臣賞を受賞。日本民族の感性を基調にした、土俗的で叙情的な作風で知られる。東京藝術大学、東京音楽大学で教鞭を執り、芥川也寸志、黛敏郎、石井眞木ら多くの作曲家を育てた。2003年度文化功労者顕彰、紫綬褒章、勲三等瑞宝章、従四位銀杯三号下賜等。2006年没。主要作品:日本組曲、日本狂詩曲、土俗的三連画、交響譚詩、シンフォニア・タプカーラ、ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番、ラウダ・コンチェルタータ、交響的エグログ、リトミカ・オスティナータ、サロメ、アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌、琵琶行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1914年北海道釧路に生まれる。北海道大学卒業。独学で作曲を学び、1935年「日本狂詩曲」でチェレプニン賞第一位、1943年「交響譚詩」でビクター管弦曲懸賞第一位・文部大臣賞を受賞。日本民族の感性を基調にした、土俗的で叙情的な作風で知られる。東京藝術大学、東京音楽大学で教鞭を執り、芥川也寸志、黛敏郎、石井眞木ら多くの作曲家を育てた。2003年度文化功労者顕彰、紫綬褒章、勲三等瑞宝章、従四位銀杯三号下賜等。2006年没。主要作品:日本組曲、日本狂詩曲、土俗的三連画、交響譚詩、シンフォニア・タプカーラ、ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番、ラウダ・コンチェルタータ、交響的エグログ、リトミカ・オスティナータ、サロメ、アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌、琵琶行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)