とうとう幻の三巻です。かつての掲載誌で、この巻のラストまでが描かれ、その後は彷徨うコミックとなってしまいましたが、再びこうして日の目を見たとはまことに嬉しく感謝しております。
というのも、私妖怪大好き人間でありまして、妖しきモノたちに愛情を感じております。この「まこら」には、そういう愛すべき(恐いだけでなく)モノノケたちが跋扈しており、奇妙な世界をも非常に味わい深く、ユーモラスな味付けも加え、うまく表現されています。
また、主人公のまこら姫様、おともの妖怪(一枚布巾、小袖の手、あわせ壁)、まこらをライバル視し付け狙う猫妖怪ミネコ、まこらにアヤシイものを売りつける只の強欲?謎の妖怪ねずみと面白いレギュラー妖怪も大活躍。たちはだかる敵も怪しくもどこかコミカルでありながらさすが妖怪、恐ろしい力を持っております。
今回は謎の人物「あにら」も登場し、一層波瀾万丈の展開に。
果たしてまこらは瞼の父母に会える日は来るのでしょうか。妖怪に興味あるひと、どんなものだろうかと思ってる方も是非一読下さい。魅力的なまこらと妖怪の世界を是非ご堪能下さい。