植物工場の技術的状況とビジネス的可能性について、
工学的な視点から非常に分かりやすく書かれた本です。
著者は植物工場のパイオニアだそうです。
キー技術となる照明の光源の種類や光スペクトルなどについて、
性質説明とともに数値が示されており、
「読みやすい技術論文」という印象です。
コスト面でも工場運用の概算が示されており、
ビジネス性の計算を自分で考えたい場合に参考になると思います。
今回初めてこの分野の本を読みましたが、70年代からすでに
研究されていたとは驚きでした。
終章で著者が植物工場の分野開拓に踏み出した経緯が書かれており、
そのチャレンジ精神に、技術者としても啓発されました。