1941年のバルバロッサ作戦前夜から45年のベルリン陥落までを戦略・作戦レベルで簡潔にまとめている。
その点では読みやすく独ソ戦の大まかな流れはつかみやすい。
しかし、4年近く続いた世界最大規模の地上戦をまとめるには、さすがにページ数が少ない。
その中で、比較的、部隊名や戦力については詳しいめ記述を心掛けている。
著者が得意とするスターリングラード戦やそれに続くウクライナでの戦いには比較的ページを割いている。
また何故か最後のベルリン陥落のくだりは物語的になっていて、文章に統一感が無いようにも感じる。
結局のところ“新たな角度から光を当てた独ソ戦分析”と言う割には著者の意見・見解はあまり出てこないし、
ページ数的に出せなかったのかもしれない。