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完全なる人間―魂のめざすもの
 
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完全なる人間―魂のめざすもの [単行本]

アブラハム・H. マスロー , Abraham H. Maslow , 上田 吉一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

マスローは『動機と人格』をはじめ多くの著書、論文を出しているが、一貫してみられるのは、精神的に健康で自己を実現しつつある人間の研究である。とくに本書においては、これまでのかれの論ずるところを、もっとも総合的、集約的に要領よくまとめあげたもので、心理学者、教育者はいうまでもなく、その他人間科学を追求しつつある学究、あるいは実際に人間の問題ととりくんでいる人びとの一読に価するものとなっています。

内容(「MARC」データベースより)

人間の価値を指向してやまない著者が、精神的に健康で自己を実現しつつある人間の研究においてその論ずるところを、最も総合的、集約的に要領よくまとめた代表作。

登録情報

  • 単行本: 314ページ
  • 出版社: 誠信書房; 第2版 (1998/09)
  • ISBN-10: 4414304105
  • ISBN-13: 978-4414304107
  • 発売日: 1998/09
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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37 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
マズローといえば欲求段階説。人間の欲求は5段階のピラミッドのように表され、底辺から1段階ずつ、生理的欲求・安全の欲求・所属と愛の欲求・承認の欲求の欠乏欲求の段階を満たし、最終的に、成長欲求である自己実現への欲求欲求を満たして行くという理論である。

しかし、マズローの理論はこれで留まってはいなかった。マズローはこの本で「至高体験(peak-experience)」という概念を提唱している。「至高体験」とは「最も幸福で感動的な瞬間」のことであり、これを経験することによって、人は自己実現を瞬間的に達成し、性格的変化をももたらし、究極的には既存の自己を超越し新たな自己をもたらすという。すなわち、段階説の到達点である自己実現を超越するのである。

マズローが人間性心理学(Humanistic Psychology)を創始したと言われるのは、人間の持つ自己実現、更には自己超越に向かう力を信じたところあると思う。最近の「感動」や「癒し」の原点という感じがする。

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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
至高体験 2009/11/15
By ご機嫌たまの宅配書店 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:単行本
 日常の中での、不思議な体験、例えば、自然が
いつもとは違って輝いて(躍動感にあふれて)見えたとか、自然に包まれるような体験を味わった、
花や木、小動物が自分に話しかけてきたような感覚を持ったなどは、比較的よく知られた出来事です。
 音楽を聴いたり、絵画、自然を見たときの、
説明しようのない感動(忘我)なども含まれるかもしれません。

 あるいは、瞑想、座禅に伴う悟り、何かの達成時の感動、
黙々と作業するときに向こうからやってくる無我の体験などなど、
至高の幸福や印象的な(神秘的な)体験のことを至高体験と呼びますが、この本は
その「至高体験」についていろいろな角度から懇切丁寧に述べられてます。
 
 「至高体験」、または、それに伴うこととして、
私の記憶に基づき、大雑把なすが……

 自分の外部に躍動的な存在を認めるとき、
自分の内側に同じものを認めることもあるようです(内外相即)。
 葛藤(神経症の症状)の解消、宗教的確信の深まり、見えない存在への畏敬、
各種の二元性の消失などの結果を残すようです。
 純粋性(良い意味での子どもらしさ)の発露、他人に振り回されない落ち着きや、
自己受容も進むようです。
 自分にとっては、マイナスと思えたことが全て自分にとってはよかった(必要な良いこと)
と思えたりもするようなのです。
 
 以上、(私の)記述に多少の混乱もありますが、
これらのことにご興味のある方にはおすすめします。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
人間の断片的な現象をことさらに取り上げる心理学者が多い中で、
マスローは人間そのものをとらえています。

欲求五段階説は有名ですが、
彼にとっては何段階あるかが重要ではなく、何に向かっているのかが重要なのです。

マスローと同じ結論に達しているのが、M・チクセントミハイです。
チクセントミハイは脳科学・神経科学の知見も積極的に取り入れていますので、
自然科学と整合しています。
マスローの「至高体験」とチクセントミハイの「フロー」は同じものでしょう。

本書を読んで興味を持たれた方には、
M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」をお薦めします。
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