「安田亨が選ぶ」というより「安田亨が解説する」ということにありがたみがあるような一冊だと思います。
対象は数学1-Aなので、入試問題から良問を選ぼうとしても、理系学部の出題ではなかなか扱われない領域だったり、扱われたとしても難問になり勝ちだったりするような印象ですが、その中から適切な問題を選び、問題を解く視点や背景をきっちりと解説して問題に深みを与えているような気がします。
このような視点を得ること、背景を知ることがセンスに繋がっていくのでしょうね。
中には難しい!問題もありますが、そんな時にも「引かずに部分点をもぎ取るくらいの気持ちで臨む」などの姿勢(精神論?)も、他にはあまり見られない解説(?)だと思いますし、安田先生らしい感じですね。
54題は、まとまった休みのある時に一気にできる量だと思います。もしくは少しずつ読み進めて行ってもそれほどの時間がかかるものではありません。
数学の学力を基礎レベルから高めたい方は、是非やってみみることをお勧めします。