登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
高齢者と相対するときの心根,
By
レビュー対象商品: 安楽病棟 (新潮文庫) (文庫)
冒頭でこの病棟に入った人々の人生がたんたんと語られる。その人々のその後の病棟生活が新人看護士の目で語られる。介護されている老人達はみなそれぞれに人生を生きてきた。しかし、痴呆という状況に陥った場合に、その人のこれまでの生き様は何の意味もないのか。 この本を読むと、そうではないと思う。 人としての尊厳をうしなわない生き方、老い方を考えさせられる。 母と暮らしながら、母と向き合う自分の心根が気になる。考えるのがつらい問題だが、多面的に広がりを持って考えさせてくれる本だと思う。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間とは何か?生きるとは?死ぬとは?,
By
レビュー対象商品: 安楽病棟 (新潮文庫) (文庫)
とても考えさせられました。途中までミステリーであることを忘れ、「ドキュメンタリー?」と言ったかんじでしたが、最後はキッチリとミステリーでした。もし自分が不治の病だと知ったら、安楽死を希望するだろうか? たぶん、延命治療は拒否するとは思うが、積極的安楽死となるとどうだろう? 自分の場合はまだいい。 自分の愛する人が、不治の病に冒されたら?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
生と死の双方向から見つめる終末期医療,
By お杉さん (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 安楽病棟 (新潮文庫) (文庫)
終末期医療を扱った作品です作者も医者であるためかなり深いところまで掘り下げていますが、わかりやすいように平易な文章で書かれています 日ごろこういう問題に触れることのない人も馴染みやすいのではないでしょうか? 内容ですが、痴呆病棟での看護の様子が細かくリアルに描かれています 普通はこの問題を扱うと介護側に焦点をあてるので現場のつらさなどが描かれるのですが、この作品は少し違います 痴呆患者さんたちを含めた、病棟で暮らす人全員のイキイキとした様子が描かれているのです 当然苦労は多いし、多くの患者さんは問題を抱えています しかし、彼らは一人一人個性をもって確かに生きていることを読者に感じさせるのです どんなに痴呆が進んでいても、「病人A」となってしまっている登場人物はいません 作者の人間の描き方の秀逸さを感じます 一応この作品はミステリーですが、推理小説として読もうとする方にはオススメできません タイトルやあつかう内容から言って、どんな事件でどのような人間が犯人かは想像がつくと思います 事件の形にしているのは、安楽死の問題について読者に刺激を与えて真剣に考えてほしいからだと私は思います 終末期医療を生と死の両面から考えさせてくれる興味深い本です
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|