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安楽椅子探偵アーチー (創元推理文庫)
 
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安楽椅子探偵アーチー (創元推理文庫) [文庫]

松尾 由美
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

戦前に上海の租界で、英国人のために作られた安楽椅子。骨董屋の店先から小学生・衛の家にやって来たその椅子が、あろうことか口をきいた!? 椅子と少年の探偵活動を温かく描いた、正真正銘の〈安楽椅子探偵の事件簿〉。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

小学校5年生の及川衛は、自分の誕生祝いを買いに行く途中で、アンティークショップの店先にあった安楽椅子に心惹かれる。思い切って購入し、自宅へ運んでみると、なんとその椅子は口をきき、不思議な能力をもっていた。アーチーと名付けられた椅子は、シャーロック・ホームズばりの推理をする、正真正銘の安楽椅子探偵だったのだ。松尾由美が贈る、ファンタジー溢れる連作短編集。

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2005/10)
  • ISBN-10: 4488439055
  • ISBN-13: 978-4488439057
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 616,328位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
ミステリには、部屋からほとんど出ず伝聞だけで事件の謎を解いてしまう「安楽椅子探偵」というジャンルがあるが、これは意識と会話能力を持った安楽椅子そのものが謎を解いていく中篇集。ワトソン役は小学校5年生の男女二人。名作「ふたりのイーダ」を連想する人もいるだろうが、こっちは歩けない。
アーチーと名づけられた安楽椅子は老人風のキャラクターを持った骨董品で、子供たちとの掛け合いが実に滋味あふれて愉しい。謎解きが少し屁理屈っぽい独断なのも定石どおりだ。子供が主役なこともあって基本的には「日常の謎」でまとめられているが、最終話はアーチー自身の謎を絡め突如スケールアップ。「変装」までして外にお出ましになる安楽椅子が何とも可笑しい。エンディングも爽やか。
子供が読みやすいように書かれているわけではないが、いわば大人のための児童文学として独特の味わいを楽しんで欲しい。
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形式:単行本
小学校5年生の衛と、その友だちの「もの言う安楽椅子・アーチー」。衛の周囲に起こる、事件とともいえないような些細な謎を、アーチーが卓越した推理力で解決するという、究極の安楽椅子探偵ものです。

 椅子が口をきくという突拍子もない設定も、ワトソン役に小学生を配したことで、すんなり受け入れられます。解決する事件のささやかさも、なにがしかの人生の機微に触れているようで、読後感は爽やかです。

 短篇集なので、ちょっとした時間に読むにはうってつけかもしれません。挿画も、軽妙なペンタッチでとてもいいですね。
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By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2003年に出た単行本の文庫化。4つの短篇が収められている。

 安楽椅子を探偵役に据えてしまったとんでもないミステリ。一歩間違えれば馬鹿ミスになるところだが、そうでもなく、きちんとした正統ミステリに仕上がっている。

 ただ、ミステリとしての出来映えはいまいち。トリックに見るべきものはなく、安楽椅子を探偵にしたというインパクトだけで終わってしまっている。小学生を主人公に据えるという方向性も中途半端。

 著者はスパイものが好きだったのだろうか? 本書には2つも収められているが・・。
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