信州、すなわち長野県は8つという隣県数も多い県であるし、そして広い。海に面していないが、平野も多いので実に広く感じる。
さてこの本はそんな信州の、特に安曇野から大町、そして白馬に至るまで春夏秋冬を綴った一冊である。
普通、この手の写真集というと撮影地こそ明記されているものの、詳しい地図や撮影ポイントまでは書かれていないのが多い。しかしこの本ではそれらも載せられていて、実に親切だ。この本で写真を見て、実際に撮影に行きたくなったり、スケッチに行きたくなったりする向きも多かろう。でもそういった手掛かりがあれば(天候等の条件さえ良ければ)、それらに近い作品となるかもしれない。ただ気をつけてもらいたいのは、近隣の住民に迷惑の掛かる行為だけは謹んでもらいたい。そうで無ければ何のために地図を載せたか無意味になるからである。