井伊直弼といえば「安政の大獄」と「桜田門外の変」くらいしか思い浮かばないくらい歴史に疎い私…
そんな私でも一日で読み終わる程の面白さでした!
脱出不可能な断崖絶壁の山の上での監禁。ろくな食料も与えられず凍えるような寒さで入浴もできない。武器も奪われ武士の誇りさえも奪われた極限状態…こんな状態なら意気消沈するのが当たり前。
でも「武士たるものこんなコトで諦めはしない!!」と穴を掘り始めるんですねぇ。
井伊直弼に「爺」と呼ばれ慕われている犬塚外記が美雪姫にだんだんと惹かれていく過程がおもしろいですね。
一見つかみどころのない姫のようにも見えますが、実は頭の中はフル回転。ラストなんて只者じゃないオーラが漂ってます…。
読後感もスッキリ爽やかだし、とにかくオススメです。