本書は,こうした中,安全を基礎から学ぶには,元々職業能力開発短期大学校や職業能力開発大学校の教科書向けに編集された打ってつけの1冊。国際安全規格の考え方や,それに基づいた安全の確立に欠かせない「安全確認型システム」の作り方などを平易に解説している。加えて実際の現場ですぐに役立つように,機械,電気,建築・土木の作業ごとに災害のパターンを洗い出し,安全のポイントをまとめている。
たとえば機械のアーク溶接作業の場合には,最も危険性の高い災害は感電とし,(1)被覆の損傷したケーブルを使用しない,(2)JISに適合した絶縁型ホルダーを使う,(3)アーク溶接用電撃防止装置を使用する──などの具体策を示している。企業内の安全教育のテキストとしても十分に利用できそうだ。 (ブックレビュー社)
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