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安全と安心の科学 (集英社新書)
 
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安全と安心の科学 (集英社新書) [新書]

村上 陽一郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,449

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「安全」は、達成された瞬間から崩壊が始まる。
社会が複雑化するにつれ、われわれの安全を脅かすものは、安全の名のもとに人間が作り上げた科学的人工物である場合が多くなってきている。矛盾した状況を解決するためのシステム作りを提言する。

内容(「BOOK」データベースより)

交通事故や医療事故、あるいは自然災害が頻発しているが、元凶は車や劇薬なのか、人なのか、あるいはシステムなのだろうか。われわれの安全を脅かすものは、「安全」の名のもとに人間が作り上げた科学的人工物、社会的構築物である場合が多くなっている。また現代のような文明の高度に発達した社会では、心の病気、自分が生きている社会との不適合に悩む人の割合も増えてきている。これまで定量的に扱えないということで無視されることの多かった「不安」や「安心」といった問題に目を向けなければいけない時代になってきたのだ。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/1/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408720278X
  • ISBN-13: 978-4087202786
  • 発売日: 2005/1/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 107,596位 (本のベストセラーを見る)
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25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 現在、産業安全行政の一端に携わっているが、この行政においても「安全で安心できる」がキーワードになっている。
 しかし、「安全」や「安心」自体の意味を明確に理解しているかと言うと、なかなか難しいものである。
 そんな時、自ら関わっている「安全」や「安心」を別の角度から見ることができる本である。
 この本は、(産業安全だけでなく)広い意味の安全を対象にして、何が現代社会の安全を脅かし、安心を損なっているのか、という全ての人に影響する本である。
 「安全」とは何か。「安全」と「安心」の違いは何かなど分かりやすいヒントが多く得られる。
 「危険」と「リスク」の違いも分かりやすく理解できた。
 安全にするための対策である「フール・プルーフ」と「フェイル・セーフ」なども分かりやすい説明が書かれている。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 人間の誤判断や誤操作(ヒューマンエラー)があったとしても、間違いを非
難したり、責任を問う前に、確実に起こった事の詳細をつかむ事が大切です。
 事実をきちんと把握して同じ事を再度起こさないためにどうしたらいいのか、
そのために必要な、fool-proof、fail-safeの仕組みを作り上げる事が大切
なのです。
 日本人はミスを犯すと、ミスをした人を責めてしまいますが、何故ミスを犯
してしまったかを、組織的に議論して、ミスを再度起こさない事を組織として
考える事の重要性を教えてくれる一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
安心とは何か 2011/3/10
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 著者は科学史の研究者。近年では科学と社会の観点から、積極的に発言を行っているようだ。
 本書では、著者の提唱している「安全学」について入門書的に解説したもの。科学技術分野において安心や安全を保持し、向上させるにはどうしなければならないか、実例をまじえつつ述べられている。
 交通事故、医療現場、原子力発電の3つが具体的に取り上げられ、わかりやすく事故の原因、現行の対処法、著者の提唱する改革法が示されていく。きわめて論理的かつシステマチックな方法論が書かれており、非常に説得的であった。
 現代では自己責任とか、あるいは行きすぎた安全対策とかいったことがはびこっているが、本書で示されているのは、そうしたものを越えたレベルでの議論であり、うなづかされる箇所が多かった。
 最終的には、安全、安心についての専門的な人材育成が目標となってくるのだと思うが、とにかく、こういった問題に関心を持つひとには必読の一冊であろう。
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