現在、産業安全行政の一端に携わっているが、この行政においても「安全で安心できる」がキーワードになっている。
しかし、「安全」や「安心」自体の意味を明確に理解しているかと言うと、なかなか難しいものである。
そんな時、自ら関わっている「安全」や「安心」を別の角度から見ることができる本である。
この本は、(産業安全だけでなく)広い意味の安全を対象にして、何が現代社会の安全を脅かし、安心を損なっているのか、という全ての人に影響する本である。
「安全」とは何か。「安全」と「安心」の違いは何かなど分かりやすいヒントが多く得られる。
「危険」と「リスク」の違いも分かりやすく理解できた。
安全にするための対策である「フール・プルーフ」と「フェイル・セーフ」なども分かりやすい説明が書かれている。