モーツアルトやベートーベンの交響曲を長く聴いてきて、ブルックナーが良いよと言われ60歳過ぎて初めて聴いてみました。しかし、その良さが分かりません。人が良いと言っているのに自分だけが分からないのはしゃくに障るので、何回も聴きました。初めてとは言っても、どこかで聞いたようなメローディーがあったりはするのですが、突然の大音響にびっくりしたりしてなかなかついて行けないというのが現状でした。そこで、大のブルックナー好きとの評判のある宇野功芳さんの解説がほしくなり、探しに探してついに古書となった当該本にたどり着いたというわけ。主に、8番と9番の解説があって、あとはさらっと。大半は指揮者評です。それでも、このような道案内があって良かったと思っています。なかなか説得力があります。それでも★三つは、分かりかけてきた7番を外していること、セルについての評価を共有できなかったことが関係しています。