このシリーズは、日本の天文学の研究者、特に若くて優秀な研究者が、現在の宇宙の理解を俯瞰したものです。最先端の研究の雰囲気が伝わってきます。
この第三巻は、宇宙論のパート2で、「観測宇宙論、宇宙の進化」がテーマです。
僕たちは、どこから来て、どこに向かっているのだろう? 宇宙の成り立ちと進化を理解すること、それが宇宙論の目的です。この疑問は、同時に、人類の普遍的で素朴な疑問でもあります。いろいろな文明がこの答えを見つけようとしてきました。現代の科学者も、まったく同じ疑問を見つけようと日々働いています。ビックバン、宇宙背景放射、ダークマター、ダークエネルギー、大規模構造、銀河の誕生などがキーワードです。どうぞ、この本を読んで、最先端の宇宙論の世界を勉強してみてください。
宇宙論は、天文学の中でも、「頭の良い」人が多い分野だと思います。
私は、研究者の端くれです。いつか、このような本を書いてみたいものです。