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宇宙船とカヌー (ちくま文庫)
 
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宇宙船とカヌー (ちくま文庫) [文庫]

ケネス ブラウワー , 芹沢 高志
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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単行本 --  
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

父の夢は、宇宙を駆ける巨大な宇宙船を造ること。息子の夢は、海を走る巨大なカヌーを造ること―父ダイソンは、「スペース・コロニー計画」に参加した世界的物理学者。息子は、17歳で家を飛び出し、カナダ沿岸の樹上の小屋で一人暮らすエコロジスト。―決して相合うことのない二人の生き方を、淡々と重ね合わせつつ描いて、現代そのものがもつ多様性を浮き彫りにしたユニークな評伝。

登録情報

  • 文庫: 420ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1988/06)
  • ISBN-10: 4480022368
  • ISBN-13: 978-4480022363
  • 発売日: 1988/06
  • 商品パッケージの寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 223,487位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宇宙は海、海は宇宙 2007/3/8
形式:文庫
この本を初めて読んだのは大学2年生の頃、若気の至りでカヌーを担いでユーコン川に川下りに行った時に舟上でゆっくりと流されながら読んだ本です。一気に読みましたねぇ。宇宙物理学者のフリーマン博士とカヌー制作に没頭するナチュラリストの息子ジョージ。とにかく読んでください好きか嫌いかすっぱり分かれる本でしょうけど。好きになったのならおそらく一生の愛読書になることでしょう。

20年ほど前にサイエンスファンタジー「宇宙船とカヌー」というタイトルでテレビで放映しました。宇野重吉と寺尾聡のこちらも実の親子が声をあてているという、とてもチャーミングな番組でした。こちらの作品もdvd化を切に願います。監督はあの「ガイアシンフォニー」の龍村仁監督です、この本同様見応えありますよ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By YRTS
形式:文庫
フリーマン・ダイソンとその息子ジョージを追ったドキュメンタリー的色合いの作品。
1970年前後というカウンターカルチャーが吹き荒れる時代、この普通でない親子がどう生きたのか。

理論物理学全盛時代の最後の生き証人、フリーマン・ダイソン博士は一般向け著作が多数あるが、
なかでも「宇宙をかき乱すべきか」は自叙伝的要素の強い作品である。
息子ジョージとの関わりはそこでもうかがい知ることはできるのだが、あくまでフリーマン視点である。
本書は第三者(経歴からいってジョージに近い立場)から見た、ダイソン親子の別離と和解が描かれる。

ジョージは20歳前後のこの時期は、バンクーバー〜アラスカ間の多島海で先住民式カヌーに夢中。
生活もまさにカウンターカルチャー・スタイルで、都市文明から背をむけた生き方を選んだ青年であった。
しかし、作中の父との再会・和解ののち、おそらく十数年の雌伏期を経て、父と同じ科学界に登壇する。
科学史(特にフォン・ノイマンを柱とするコンピューター発展史)研究家として、今や独自の地位を築く。
本書にも出てくる、父フリーマンがコア・メンバーだったオリオン計画についての著作も残している。

テレビで一度みたが、本書での父と同じ年頃になったジョージは、父の生き写しといえる顔であった。
現代社会への深い理解が必要な時に意見を求められるようだ。合衆国北縁(バンクーバーの近郊)在住。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 タイトルだけでも、買いでした。 2004/2/1
By カスタマー
形式:文庫
~息子は、シーカヤックで世界中を巡るウィルダネス。
父親は、最先端科学の宇宙科学者。
父親は、星に恋をして、息子は、地球に恋をした。
社会的評価は意味がない。
~~
「いつか、息子は海で死ぬかもしれない。それも良い死に方ではないかと、彼を見ていると思うのだ。」という、息子と知己でもある解説のカヌーイスト野田知佑の言葉に、じんとくる。こんなさりげない感動の、キーワードは、ひたむきということなんだろうにゃ。たぶん。
淡々としているので、星は4つですが、必読ですよ。気持ちが落ちつきます。きっと。~
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