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宇宙生命、そして「人間圏」 (Wac bunko)
 
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宇宙生命、そして「人間圏」 (Wac bunko) [単行本]

松井 孝典
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 930 通常配送無料 詳細
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宇宙生命、そして「人間圏」 (Wac bunko) + 松井教授の東大駒場講義録 ―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る (集英社新書)
合計価格: ¥ 1,665

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

宇宙とは、地球とは、生命とは、我々とは何か。我々はどこから来て、どこへ行こうとしているのだろうか。21世紀の早いうちに100億に達しようとしている人口に、地球は耐えてくれるのか。我々は宇宙で孤独な存在なのだろうか…。人間の未来を読み解く、26のメッセージ。

内容(「MARC」データベースより)

宇宙とは、地球とは、生命とは、我々とは何か。21世紀の早いうちに100億に達しようとしている人口に、地球は耐えてくれるのか。宇宙科学者が「人間」を語る。『シンラ』連載を単行本化。

登録情報

  • 単行本: 229ページ
  • 出版社: ワック (2005/10)
  • ISBN-10: 4898315372
  • ISBN-13: 978-4898315378
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 17.6 x 11.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
宇宙とは、地球とは、生命とは、そして我々とは何か? 
我々は何処から来て、そして何処に行くのか 永遠の人間のテーマとして、宇宙全体の中の地球を考えるとき、初めてシステムとしての地球、生命が見えてくる。
人間のもっとも根源的なテーマが中心となり、大変に興味深い面白い内容の本です。
世界でもっとも受けたい授業の一つ、東京大学大学院教授の松井孝典先生のお話です。

すべては分化して新しい世界が出来るという地球のシステム。生命圏から分化した人間は人間圏をつくり、その人間圏が地球から資源を搾取し、地球環境を汚染していくことで、生命圏全体が汚染されていく。地球の歴史は汚染とその浄化の繰り返しだったということなのです。そこから考えていく環境問題でなければならないというのが松井先生の主張です。壮大な宇宙の歴史、奇跡的な生命の星地球。宇宙の中の高等生物である人間。生命圏から分化した人間圏は今後いったいどのような影響を地球に与えていくのだろうか。
そして、人間の歴史という視点ではまったく見えてこない人間の未来の姿。
松井先生の投げかける問いに、私たち一人一人が気づき覚醒していかなければならないのでしょう。

特に私が面白かったところは、インターネットについて語られているところです。
インターネットは、既存の構造を破壊するということ。このことは日々実感するところです。地球システムに当てはめてみると、インターネットは恐竜を滅ぼしたと言える巨大隕石と匹敵するようなインパクトがあるという答えが出てくるのですが、そのことの意味はもう少しすると本当に目に見えるように現れてき始めるでしょう。これから先の未来を考えるとき、この本を読んでいるかいないかで、かなり差が出るのではないかと思います。人類の未来を考えるためには必ず必要な内容です。ぜひ皆様読んでみてください。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:単行本
 ドレイクの式の変数を松井的に設定すると、宇宙には100億個ほどの"高等技術文明を持つ知的生命体の星"が存在する可能性があるというが、異なる星どうしの連絡となると絶望的だという。それは「高等技術文明の継続時間」が極端に短いとも考えられるからだという。地球で考えても46億年のうちまだ100年か1000年といった長さしかない。このため高等知的生命体が現在、同時存在する可能性を持つ星の数は一気に1000個まで少なくなるという。そうなると星を隔てる平均距離は数百光年より遙かに遠くなり、交信できる可能性はきわめて低い。

 原始地球には巨大隕石が衝突し、水を含んだ原始地殻物質が溶けて花崗岩ができ、これが会場に浮き上がって初期の大陸がつくられ、雨を浴びることにより削り取られた物質が海に流れ込み、このゴミによって汚染された結果、酸性だった海は中和され、大気に含まれていた二酸化炭素がとけ込みやすい状態となり減り続け、温室効果を減らし、気温が下がるようになったという(p.30-)。ここで重要になってくるのがプレートテクトニクスで大地を動かすことによる二酸化炭素の循環らしいが、詳しいことは本を読んでいただいて、個人的にうなったのが、「地球にやさしい」的な考え方を木っ端みじんにしているところ。松井さんによると、人間は農耕文明に移ったことにより、地球内部の物質を意識的に取り出して消費する「人間圏」ともよべるステージをつくり、それによって「ヒトは人としてゴミを捨てる存在」になったわけで、「地球に優しい」という言い方は、そもそも環境問題をわかりにくくしており、さらには、地球が冷える原因となり、温室効果を減らしたのも、原始地球における海洋汚染ではないか、というわけだ。

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10 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 著者は、比較惑星学の提唱者として、東大助手時代からNHK等で太陽系惑星群について一般向けの解説をしている。近年は、その研究をすすめ「人間圏」というコンセプトを提唱している。自ら任ずるように「行動する学者」として、研究の焦点を「人間圏」に集約しアピールする姿勢は「日本のカール・セーガン」といえるかも知れない。

 途中まで読んだところで、「人間圏」システムと、かつてポピュラーであった「ガイア仮説」との類似を感じた。果たして、第10節で、『ラヴロックのいうガイアの環境自動制御装置は、地表に酸素があふれ始め、生命が大陸に進出した四億年くらい前から今日までの「地球の現代史」に限って働いているというのなら、私は大枠に於て意義はない。だが、地球史を通じて生命が地球環境をコントロールしてきたとなると、惑星科学的な視点から明らかに論理の破綻と断じざるを得ない。』(p.88)とし、『私が「ガイア仮説を超えなければならない」と主張するのもこのような理由によるのである。』(p.93)と、一定の評価と批判を加えている。この2ヶ所の引用の間に著者の議論が記述されているわけであるが、(ラヴロックの本は読んでいないので、自信はないが)どうも議論のかみ合いがわからなかった。換言すれば、本書のここより前の部分で「ガイア仮説」に似ていると感じた部分と、この節の結論とのあいだには飛躍があるように感じたということになる。

 本書は月刊誌への連載記事が元となっており、専門的な内容に関する説明は極力簡略化されている。しかし、単行本化にあたっては、専門書レベルまではともかくとして、もう少し科学的な説明を望む読者のための書目リストを加えてほしかった。

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