私は架空戦記小説を読みませんので、SF小説としてのレビューです。
タイトルから分かるとおり、H・Gウエルズ、そして作者も書いている小松左京の「見知らぬ明日」へのオマージュ的な作品です。
「見知らぬ明日」に興奮し、読後に不安感を覚えた方にならおすすめです。
昭和16年12月8日、真珠湾に向かう日本海軍の攻撃機が見たものは、異星人から攻撃を受けているハワイの姿だった。
最初からテンションの高いストーリーは、この巻の最後まで続きます。
架空戦記小説の作者らしく、戦闘シーンに肩すかしを食うことはありません。迫力のある描写はさすがです。読ませてくれます。
人類共通の敵を前にして、日米英独の列強諸国がどのような決断をするのか、すべてが明らかになったわけではありません。
次巻以降、現在とは違う「見知らぬ明日」がどのようなものになるのか、とても楽しみです。