子供の頃「一緒に宇宙飛行士になろう」と
約束した兄弟がいた。
兄、六太12歳。弟、日々人9歳。
それから19年経った2025年。
日々人は、約束通り宇宙飛行士になっていたが、
六太は勤めていた会社をクビになり、
無職状態になっていた。
落ち込む六太に日々人からのメールが。
そのメッセージを見た六太は、
諦めかけた夢と約束を思い出し、
ふたたび夢に向かって歩き出すことを決意する。
近年になく「夢とロマン」を感じさせるお話で、
勇気と希望をもらえます。
一見ヘタレだけど、意地っ張りで頑張り屋の
兄、六太の、不器用だけど熱い情熱と、
ひたすら真っすぐに純粋なまなざしで
兄を信じ続ける弟、日々人との絆が美しく清々しいです。
この1巻では兄はまだ宇宙飛行士になっていませんが、
いずれ彼が宇宙飛行士になった暁には、弟と協力しあいながら
さまざまな困難をくぐりぬけてゆく話が描かれることでしょう。
タイトルからしても、2人が共に宇宙飛行士になってからの話が
メインになると思われるので、
この1巻はまだプロローグにすぎないのです。
彼らの真の到達目標は「有人火星探査」
月へ行くのはその前哨戦にすぎません。
2人そろって火星に降り立つその日まで、
読者としては、ぜひ最後まで見届けたい気持ちでいっぱいです。
目標に向かって頑張れ!六太!日々人!