最初は星ひとつの厳しいレビューを書いてしまったのですが、逆に反発を招くだけかもしれないと思いましたので、書き直しました。
この本の著者は正しいと思われる方向も示していると思います。
それは最初から私は感じていたのですが、よく言われるように、
人々を導くときは真実や正義を混ぜて語るということだと感じました。たとえば
「ほら、あそこに東京タワーが見えるでしょう?こっちへ行きましょう!」
そう言われて、付いていくうちに、だんだん東京タワーが大きく見えてワクワクしてきて、
安心してタワーの目前まで来た時に、「こちらが近道よ」と言われて、スルリと怪しげな地下道に誘われるという感じです。
具体的に言えば、信憑性の極めて薄い海外のチャネリング情報や日本にいる怪しげな「宇宙人」の言葉のことです。
良心的で正しそうなことを言っていて信頼してしまいそうになっても、最後に導かれる「落としどころ」で、「なんだかおかしいぞ?」と気づく慎重さが必要なのですが、そういう勘を鈍らせるようにノリノリで読者を煽って引っ張っていこうとする策略に乗らないように注意が必要かと思います。