「自分大好き、自分偉い、自分悪くない」がモットーの筆者が自分目線で描ききった愚痴の本という印象です。
宇宙飛行士になりたかったのは解るけど、子供じみた夢をいつまでも追ってて筆者の幼稚性も感じます。
それにも増して筆者が綴る文章の裏にはエリート宇宙飛行士の妻に対する強い羨望と嫉妬がうずまいているようで読んでてその執着心にちょっと気分が悪くなりました。
たとえば“筆者の妻が或る日いきなり猛勉強し始めて宇宙飛行士に応募して候補生になってしまった〜”というなら理解できますし、読者の共感も得られるでしょうけど。
でも出会った時にはすでに飛行士候補生だった直子さんに勝手に恋をして、何度も断られても熱烈に求婚してやっとこさ結婚したのだとか、。
宇宙飛行士と結婚するからにはそれなりの覚悟のうえなのですから絶対にグチを言ってはいけないと思いますが、、。
妻に付いて渡米した際に筆者はグリーンカードが欲しいからと妻のコネを使い、当時の安倍総理の奥様に頼み込んで宇宙飛行士の特例でグリーンカードを得るなどいささか常軌を逸した部分もあり、常識的に見て疑問も感じる部分もありました。
ともかく最初から最後までつっこみドコロ満載の本です。