この本は、難しい先端の物理の世界(わたしたちの常識を覆すような宇宙の原理)を一般の人にも、ちょっとだけのぞかせてくれます。相対性理論って名前だけしか聞いたこと無かったけど、何が相対的なのかやっとわかりました。
難しいところや重要なところを、言い換えたりたとえ話をつかったりして繰り返し説明しているのでボリュームはありますが、初心者には親切な文章になっています。上下に分かれていて、しかも分厚いので、はじめは最後まで行けるか心配でしたが、ぐいぐい引き込まれて1週間で読み切ってしまいました。
余談ですが、この著者のたとえ話は結構独特で面白いです。なかでもX-ファイルのモルダーとスカリーの会話で説明しているのが好きです。スカリーって確かにこんな感じでしゃべるなー(吹き替え版)って、翻訳者の気遣いにも感心してしまいます。X-ファイルやザ・シンプソンズを知っていたら別の楽しみ方もできます。