最新の科学理論をわかりやすく、おもしろく解説する暇つぶしにもってこいの良書。
『異端の数0』で発揮された、最新の科学理論が構築されるまでの歴史的変遷やちょっとした
エピソードで、知らず知らずのうちに難解な理論がうっすら理解できるようになるという手法は、今回も健在。
電話回線にどれだけの情報を詰め込むことができるか?という疑問から宇宙を復号(理解)する一大理論に発展していく過程がオモチロイ。
ただし、後半にかけて消化不良を起こす可能性があるため、量子理論に関する若干の基礎知識を持っていることをお勧めします。(もちろん必須ではありませんが、スラスラ読めないと面白くないですし。さしあたって、サイモン・シンがお勧めです)
減点材料は、お値段の高さくらいです。
ポピュラー・サイエンスとしての中身は、満点。