1950年代前半に出版された、古き良き時代のSF。
「どこからこんな発想が出てくるの?」、そう言いたくなるような奇想に満ちた作品ばかり。
宇宙探検の悲哀をシニカルに描いた 「緑の地球」。
未来社会における、画期的な犯罪防止のアイデアとは? 「1999年」。
世界を揺るがす大事件の、とんでもない原因にあぜん 「狂った星座」。
地球上最後の人間が部屋にいると、ドアにノックの音が・・・ 「ノック」。
スランプにおちいったSF作家を救ったものとは―― 「すべて善きベムたち」。
奇妙な殺人事件が、支離滅裂なパニックに発展していく 「白昼の悪夢」。
シリウスに新惑星を発見。そこで船長たちが見たものは? 「シリウス・ゼロは真面目にあらず」。
ある小さな宇宙旅行をファンタジックに語る 「星ねずみ」。
一見平穏な生活の裏には、偽りにおおわれた真の世界の姿が 「さあ、気ちがいに」。
ショート・ショートより長めの短編9作品を収録。
フレドリック・ブラウンらしい、軽快で奇抜な発想とユーモアを堪能できる作品集です。