「わかる」ことがこんなに興奮することだということを、この本で初めて教えてもらった気がする。
宇宙論の本なら、いままで何冊も読んできたけど、
この「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」には本当に衝撃を受けました。
最初は自転や公転など身近な現象から入って、やがて太陽・惑星へと続いていき、
最後は素粒子論や多元宇宙へと繋がっていく。
そのハードルの上がり方が絶妙で、読み進める度に達成感に包まれる。
中学生・高校生にとくにお勧めだけど、はっきり言って大人が読むべき宇宙論の本。
村山斉さんの本は幻冬舎の『宇宙は何でできているのか』も読んだけど、そちらは後半難しすぎて挫折した経験がある。
でも、この「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」は最後までやさしく、しかも楽しく解説してあるので
終わりまで面白く読み通すことができた。
読み終わってまず思ったのは、「なぜ、今までの研究者たちはここまでわかりやすく教えてくれなかったんだ」ということ。
今まで宇宙論や素粒子論に手を出しては何度も挫折していた人は、ぜひこの本を読むべし!
初めて宇宙のことを深く理解させてくれた、好著である。