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宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書)
 
 

宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書) [新書]

土居 守 , 松原 隆彦
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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宇宙のダークエネルギー 「未知なる力」の謎を解く (光文社新書) + 宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)
合計価格: ¥ 1,659

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◎ 概 要
2011年のノーベル物理学賞
に輝いた「宇宙加速膨張の発見」。
本書は、そのNo.1の解説書であると同時に、
最先端の研究内容を分かりやすく記した興奮の一冊でもある。

◎ 内 容
宇宙とは、いったい何物で、いかなる存在なのか----。
宇宙が膨張していることは以前から知られている。
しかし、膨張の速度はだんだん遅くなると考えられていた。
ところが、20世紀の終盤、宇宙の奥深くまで観測できるようになったことによって、
宇宙の膨張は減速しているどころか加速していることが明らかになった。
これは、宇宙の中に、膨張を加速させる「未知の力」が働いていることを意味する。
宇宙は正体不明のダークエネルギーに満ちている----。
最新の宇宙論と天文学が問いかける謎は、いま、大きな注目を集めている。
「宇宙の真の姿」とは何か。理論と観測の両面から迫る、知的刺激にあふれた一冊。

◎ 目 次

プロローグ 宇宙の運命はダークエネルギーに握られている

【第1部】
ダークエネルギーの謎と物理学
・第1章 膨張する宇宙
・第2章 宇宙のタイムライン
・第3章 小さすぎる真空のエネルギー
・第4章 ダークエネルギーの正体をめぐる理論の混迷

【第2部】
ダークエネルギーの謎と天体観測
・第1章 天体の観測
・第2章 超新星を使ってダークエネルギーを測る
・第3章 様々なダークエネルギー測定方法
・第4章 ダークエネルギー観測の現状と展望

エピローグ さらなる未知の世界へ向かって

◎ 著者プロフィール
●土居守(どいまもる)
1964年愛媛県生まれ。東京大学理学部卒業。同大学大学院博士課程中退。博士(理学)。
東京大学理学部助手、プリンストン大学客員研究員(併任)などを経て、
現在、東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センター教授。
共著に『宇宙を見る新しい目』(日本評論社)などがある。
●松原隆彦(まつばらたかひこ)
1966長野県生まれ。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。博士(理学)。
東京大学大学院理学系研究科助手、ジョンズホプキンス大学物理天文学科研究員などを経て、
現在、名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構准教授。
著書に『現代宇宙論』(東京大学出版会)などがある。

内容(「BOOK」データベースより)

宇宙とは、いったい何物で、いかなる存在なのか―。宇宙が膨張していることは以前から知られている。しかし、膨張の速度はだんだん遅くなると考えられていた。ところが、20世紀の終盤、宇宙の奥深くまで観測できるようになったことによって、宇宙の膨張は減速しているどころか加速していることが明らかになった。これは、宇宙の中に、膨張を加速させる「未知の力」が働いていることを意味する。宇宙は正体不明のダークエネルギーに満ちている―。最新の宇宙論と天文学が問いかける謎は、いま、大きな注目を集めている。「宇宙の真の姿」とは何か。理論と観測の両面から迫る、知的刺激にあふれた一冊。

登録情報

  • 新書: 253ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334036422
  • ISBN-13: 978-4334036423
  • 発売日: 2011/9/16
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2011年のノーベル物理学賞の対象分野となったダークエネルギーについて第1部では理論的側面を解説し、後半の第2部では天体観測によるダークエネルギー測定方法について、全般的にわかりやすく具体的に解説されている。例えば実際の宇宙で観察されているダークエネルギーの量が、素朴な量子論的真空エネルギーから予想される量よりも120桁以上も小さいという不自然さについては第1部の章一つを費やして平易に説明されており、また第2部では図や写真がふんだんに掲載され、実際の天体観測方法を理解し、想像することができる。知的満足度も高く、ダークエネルギーに興味のある人にとってはお勧めできる。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tabopapa トップ1000レビュアー
宇宙加速膨張の根源的なエネルギーとして注目されている。本書では幅広い宇宙論関係の中で特にこの奇妙な存在に焦点をあて分かりやすく説明してくれる。わかりやすくというのは理論的な解説上という訳ではなく、なぜこの分野が注目を集めるのかという興味を喚起してくれるという点で。
特にアインシュタインが失敗とした一般相対性理論の方程式に付け加えた宇宙項が実はこのダークエネルギーの話しに結びついている点は非常にびっくりした。本文にも引用されていたが、方程式は考案者より賢いという言い回しにぴったりである。
後半の宇宙観測に関する章は、日本が現状最先端の技術力を背景に研究のトップを走っているが、今後の基礎研究者の層の問題、科学技術分野における日本の国家戦略の危うさについて考えさせられる。
理論面の解説、観測機器の解説とバランスよく配置され、新書としては良くまとまった良書だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By itgaki トップ500レビュアー VINE™ メンバー
現在の最新の宇宙論で謎とされるダークマター、ダークエネルギーについて理論面、観測面の現状が解説されています。
私は同様のテーマを扱っている「宇宙は本当に一つなのか?」を読んだ後に本書を読んだのですが、それぞれ特徴があって面白かったです。

本書の構成は、現在宇宙を膨張させている根源としてダークエネルギーがあると考えられており、それについて説明を試みている理論の現状とダークエネルギーの正体を捉える観測の現状という大きく2つの章から構成されています。
それぞれの解説の中で、相対性理論や量子力学、宇宙の距離と膨張速度の観測などの歴史が語られているので、現状がどのような状況か分かりやすくなっています。

その上で、理論の解説は多次元、多元宇宙論をはじめとして現状の仮説を説明してくれていますが、「まだまだ荒唐無稽」といった感じで「宇宙は本当に一つなのか?」の将来的に期待を抱かせるような書き方とは対照的でした。
その一方、観測に関しては今後の大口径望遠鏡の開発など世界的にダークエネルギーの正体を明らかにしようとしているいくつかの計画が扱われており、今後に大きな期待が持てるような解説になっています。

著者の方々が観測を主体に活動していることが要員なのかもしれませんね。
理論屋と観測屋で同じダークエネルギーを扱っていても、立場でニュアンスが変わってくるのは面白いと思いました。

この本の最後でも触れていますが、現在ダークエネルギーに対しての観測綿からの貢献ということでは、日本は本の一部を担っているとのこと。
それは、この分野に対して研究者の数が少ないことが大きな要因であるとのことでした。

理論面も含めて、こういった基礎研究の分野にこれからの若井人達が進んでいってほしいと思いますし、この本がその一助となることを願っています。
意欲ある中学生、高校生に読んでほしいと思う一冊です。
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