題名通り、宇宙の始まりから終わりまでを序章から結論まで、7章に分けて丁寧に描き出している。序章の書き出しがSF小説の一節のようで、一気に引き込まれた。その序章で、その後の5章について簡単に説明してくれているのがありがたい。内容は以下の通り。
序章
第1章 原始の時代
第2章 星たちが輝く時代
第3章 縮退の時代
第4章 ブラックホールの時代
第5章 暗黒の時代
結論
私たちは第2章の始めの頃に今、生きているわけだが、その後のそれぞれの時代に、もしも生命体が生きるとしたらどんな姿なのか、残り少ないエネルギーをどうやって利用していくのかが書かれていたのが興味深かった。内容は簡単ではなかった。買ってから読み終えるまでずいぶん時間を費やした。しかし、読んでいて、時空間の広がりの中に漂うようなスケールの大きさを感じることが出来たし、決して荒唐無稽ではないきちんとした根拠に基づいた内容で、読んで良かったと思えた。難しい計算式がないのがありがたかった。