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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
詳しくて深い、宇宙飛行体験ものの決定版。,
By 漆原次郎 (千葉県市川市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 宇宙においでよ! (単行本)
スペースシャトルで宇宙に行った野口聡一さんの、宇宙での、そして宇宙に行くまでの経験が語られている。宇宙飛行士が語る宇宙体験記は、飛行士が宇宙に行くたびになんらかの形で出されている。今回もその一つではある。だが、ほかの本よりも二つの点がきわだっていた。 一つは、宇宙での体験の記述がとても詳しいということだ。たとえば、宇宙に出て5日目に野口さんが行った船外活動の様子が、状況と心境をおりまぜながら「おっと、レバーがかたい。『あれっ!?』と、動揺が走る。おちつけおちつけ」などと、詳しく紹介されている。 宇宙飛行士の活動を伝えるニュースでは聞かれない、本人にしか知りえないような難関やそれを越えたよろこびがある。この本には、その細部がとても詳しく語られているのだ。 もう一つは、宇宙飛行士としての思考の深さだ。どの宇宙飛行士も深い哲学をもっているのかもしれない。でも、野口さんの思考がどういったものかが、くっきりとわかる。 「人が宇宙に行くのはなぜか」は、宇宙飛行士がよく聞かれる質問だろう。野口さんは「ぼくが『小さなアリ』になったつもりで考える」と話している。一次元でしか動けないアリは行く先に石ころがあればそこで道は終わってしまう。だが二次元のアリはその石をよけることができる。二次元のアリは壁を超えることはできないが、三次元のアリは超えられる。 「つまり、今直面している問題は「別の次元」で見ると、突破口が開けることがあるんじゃないかってことだ」。 詳しくて、深い。聞き手であり書き手である林公代さんが、野口さんから宇宙体験の細部までを聞き出せたこと、とともに野口さんの宇宙を伝えたい気持ちが強かったこと。この二つが重ならなければ実現しなかったのではないか。 野口さんは空気のない宇宙空間に出て「生き物が生きていけない世界だ」と直感的に感じたという。人は、ふだんは意識しないようなことも、特別な状況におかれるとその大切さを強く意識するもの。宇宙の野口さんにとって、それは「命」だったという。 子どもたちへのメッセージ性がとても強い本だ。それとともに、宇宙飛行士という類まれなる仕事の、ふだん語られない部分をおとなたちが知るのにも格好の本だった。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宇宙の夢を子どもたちへ,
By 翔南太郎 (山口県宇部市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 宇宙においでよ! (単行本)
私は野口さんと同じ1965年生まれです。子どもの頃の夢を叶える野口さんが、分かりやすく楽しく66億分の1になるまでを綴られています。子どもたちにぜひ読ませたい内容です。もちろん、大人が読んでも面白いですよ。なにより、イラストが素敵です。植田知成さんという方です。ディズニー関係でも活躍されていました。ほのぼのとしたタッチと、優しい手書きの文字が本を引き立てています。 ぜひイラストといっしょに、宇宙の物語に入ってみられてはどうでしょう。 ページをめくるごとに、子どもの頃よく教科書に描いたような「かわいい」イラストが次々出てきて最後まで飽きさせません。良い本に出会えて嬉しいです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素敵な本,
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レビュー対象商品: 宇宙においでよ! (単行本)
宇宙に興味のある小学4年生の子供のために買ったのですが、その内容はとてもやさしく子供に語りかけるような文章でできています。野口さんがこの本を通して子供たちに伝えたいことがじんじんと胸にひびきます。読み終えた子供に感想を聞くと、印象に残る部分がいくつもあったようでした。宇宙に興味があるなしに関係なく、未来のある子供が読んで損のない素敵な本です。
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