著者が選んだ100台もの人工衛星(これから打ち上げるのも含め)を取り上げ、作られた目的と機能、調査内容、その軌道、可動期間とどんな終末を迎えたか等が紹介されています。
宇宙や人工衛星に興味がなかった者にとっては、天気予報で「ひまわり」からの画像や、カーナビや携帯のGPS、放送衛星、それくらいしか浮かばなかったのだが。それが「ハヤブサ」の信じられない偉業によって人工衛星に興味が湧き、この本を読んで見ると、その素晴らしさとチャレンジ精神、未知への探求心が間接的に伝わってきました。
実際には、温暖化の観測をして実際の状態と、シミュレーションの結果の修正をしたり、学術的な面で重力の変化を調べたり、太陽について、宇宙についての色々な観測をしている事が分かった。また赤外線での観測では温度管理の問題や、宇宙空間での自動ドッキングや切り離しの難しさ、太陽のエネルギーで壊れてしまうとか、宇宙帆船や、暑い年には地球の大気が膨張して、人工衛星に影響するとか、他にも色々と…。
また、思っていたよりも多くの人工衛星が打ち上げられている事に驚きました。それに日本も最先端の技術を駆使してトップを走っている事なども知る事が出来た。人工衛星がどんなものか一度読んで見ると面白い本だと思います