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宇喜多直家 (人物文庫)
 
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宇喜多直家 (人物文庫) [文庫]

高橋 直樹
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「乱世に於いて正しいこととは、強いということじゃ」数多の勢力が割拠する東備前。父祖の仇敵島村一族への復讐と宇喜多家の再興を誓う一人の少年がいた…。わずかの油断が破滅を招く苛烈な戦国の掟の中で凄まじい執念と研ぎ澄ました権謀術数で伸し上がった男の生き様を丹念に描いた傑作長編小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高橋 直樹
1960(昭和35)年東京都生まれ。1992年『尼子悲話』で第七十二回オール讀物新人賞を、1996年『鎌倉擾乱』で第五回中山義秀文学賞を受賞。日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 381ページ
  • 出版社: 学陽書房 (2008/09)
  • ISBN-10: 4313752390
  • ISBN-13: 978-4313752399
  • 発売日: 2008/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By えり
形式:文庫|Amazonが確認した購入
偉大なる祖父,宇喜多能家が島村貫阿弥の謀略に陥れられ急逝すると,宇喜多家は一気に凋落する.そのため直家は城主の子息という立場から,町民にも馬鹿にされるような生活にまで転落する.そんな絶望的な状況で宇喜多家再興のため直家がとった手段は・・・.
本作品では能家没後の町人さながらの生活時期から明禅寺砦の戦いまでが描かれている.徒手空拳に近い状況から備前一国を乗っ取るに至るその手段たるや,ほとんどが暗殺絡みの謀略である.その手を血で染めてながら,妄執といってもいい執念で領土を拡張してゆく.読んでいると,その執念が力強く伝わってくる.決して褒められたものではない手段を選ぶ直家を読者が後押ししたくなるのは,その執念の凄まじさに押されてのことだろう.押されて,つい読み進めてしまう.
やや気になったのは,直家の性格が今ひとつ描き切れていなかった印象を受けた点である.所々で家臣と陽気に話したりお坊ちゃん然とした振る舞いをするところが描かれているのだが,本作品で表現されている直家のイメージには不要な感じがした.暗殺後に葛藤して苦しむ姿でも書かれていればまた別なのだが,作者は裏切りや暗殺といった後ろ暗い手段を使うことに逡巡も妥協もない直家を描いている.
とは言え本作品は面白い.高橋直樹先生がまた好きになった.
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形式:文庫
宇喜多直家の幼少から妙禅寺城の戦いまでを描いた作品。
幼いころに祖父が謀殺、父は悩み苦しみ自決…
300貫のわずかな領地から出発し、備前備中の勢力三村氏
を倒し、戦国大名に成り上がるまでの直家の生き抜く様や
謀略が「梟雄」と呼ばれるほどに残忍な手口には見えず
むしろ宇喜多家の存続という目的を達成するためには
どんな手段も辞さない覚悟が伺え、清々しささえ感じた。

また当然、岡山のお城が沢山出てきてお城巡りに行きたくなる。
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