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『学研国語大辞典』の評価については同書の書籍版に挙げたレビューを見てほしい。
『学研漢和大辞典』は、知らない漢字、漢語等を引くのに非常に便利。文語の文章を読むのにも大変重宝する。
『全訳用例古語辞典』も、明治時代あたりの文語の文章を読みたいけれど、文語文法が…という向きにはちょうどいい。(ちなみに、ベネッセの『全訳コンパクト古語辞典』もこれに劣らずすばらしい)。
シソーラス(類語辞典)は、ウィンドウ内にただずらずらと単語が並べられるだけで非常に見づらいし、意味も用例もないし(『学研国語大辞典』から再検索すればいいのでこれはそれほど大きな短所とはいえないが)、しかも語彙数も少ないので、類語辞典としては最近出版された講談社の『類語大辞典』という最高峰に比すると、まだまだ望まれることは多々あるが、検索が容易な電子媒体になっているというのは大きな強みといえる。
漢詩や百人一首を読み上げてくれたりと、おまけも充実している。
便利でお買い得であることはまちがいない。
1)はじめて電子辞書を購入される方?
内容的にはお買い得ですが、ビューワーの操作性は好みが分かれると思います。電子辞書の使い勝手はビューワーに左右されます。
2)パソコンで手軽に古語辞典を使いたい方?
買いです。検索方法が不安で迷われている方へひとこと。新仮名からでもシソーラス風に検索できるよう工夫されています。ただし、他の辞書の印刷版をお持ちの場合は、使用頻度は低くなるものの印刷版を手放せない?
3)電子版「漢字源(JIS第1、第2水準)」をすでにお持ちの方?
「漢和」の底本は「学研漢和大字典」ですが、実質的にはその姉妹版「漢字源 改訂新版」と考えていいと思います(親字見出しや熟語見出しにJIS第3、第4水準の本字が追加され、引用出典が少し詳しくなっている印象です)。ビューワーの設計上、いくつも窓が開き、「漢和」の親字項目に該当する部分を最初から最後まで読み通すのに苦労します。
4)タイトルの「全漢字版」に惹かれる方?
残念ながら、実質的に「全漢字版」は「漢和」のみに留まっている印象です。見出し表示は検索の問題があるとしても、本文表示についても、「国語」や「古語」にはうまく反映されていないようです。
5)印刷版を含め辞書をお持ちでない方?
手近な図書館などで、ご自分の良く知っている(と思っている)語句や、お気に入りの語句を複数の辞書で引き比べて吟味するのが一番と思います。その上でお気に入りの辞書が見つかったら、まず電子化されていないか(できれば共通規格で)をお調べになってはいかがでしょうか。「検索性」に限れば、印刷版は電子版にかないません。
以上ご参考になれば。
なぜ漢和辞典かというと、「読みも分からん」からで、紙の辞書では対外、総画数で調べる事になる。それって、「煩わしい」の一語である。この煩わしさで史料を読むのが嫌いになってくる。IMEパットの手書き入力とコンビで使えば、昔やっていた作業が嘘のように楽になる。
お値段も、「それなり」で、私としてはお奨めです。
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