内容紹介
一流進学校や進学塾で当然とされている学習法の基本を紹介します。
『最新大学受験情報講座』で人気の著者おすすめの参考書と問題集の紹介付き。
本文は2色刷りで読みやすい!
本書では、進学校や優れた進学塾で当然とされている学習法の基本、
昔のできる生徒がごく自然に身につけていた勉強への取り組み方を、
「学習の作法」と呼び、それを身につけていく実践的な方法をお伝えしていきます。
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本書では、進学校や優れた進学塾で当然とされている学習法の基本、
昔のできる生徒がごく自然に身につけていた勉強への取り組み方を、
「学習の作法」と呼び、それを身につけていく実践的な方法をお伝えしていきます。
レビュー
著者よりコメント
私が「学習の作法」という概念に思いあたったのは、ごくふつうの公立中学校から屈指の名門であるラ・サールに進学したことで、
両者における生徒の「頭の使い方の違い」を実感したことがきっかけでした。
同じ状況におかれたとき──たとえば、数学で、やや複雑な設定の応用問題に向かうとき──、ラ・サールの生徒は決まって「ある行動」をとります。
図を描いたり、具体的な数値を代入したりして、問題を分析することです。
これに対し、公立中学校では、何もできないという生徒が多数派になります。
では、ラ・サールの生徒がとる行動が生まれつき持っている才能かといったら、そんなことはありません。
ほとんどの場合、学習塾での継続的な訓練によって習得したものです。
このように、付け焼刃の対策ではなかなか身につかないが、十分訓練されていれば無意識のうちに同じように行う「行動様式」──これを私は、「学習の作法」と呼ぶようになりました。
実は、この「行動」は塾に行かなければ身につかないものではなく、私自身は、Z会の機関紙や問題集を中心に学習していくなかで、自然に身につけていました。
実際、当初通っていた塾は、ラ・サール対策ができるようなところではなく、一般的な補習塾でしたし、その塾も、本格的な受験勉強を始めるために途中でやめてしまいましたから、独学のようなものです。
にもかかわらず、私が数学の応用問題にあたるときにとった行動は、ラ・サールの同級生たちと同じようなもの、すなわち、「図を描いて、その中に数値や文字式をわかるものから書き込んでいく」ということだったのです。
「学習の作法」は、前述のように、名門校の専売特許というわけではありません。ひとつひとつを見てみればごく普通の勉強法です。
難関大学の合格者であればたいていの場合、身につけていますし、今より範囲が広かった時代の高校受験や大学受験を経験された方なら、
必要に迫られて自然に身につけていたケースも多いと思います。
ただ、身につけている方から見ればあまりにも当たり前のことなので、なかなかそれを「できない子」に伝えるのが難しかったのではないかと思われます。
まだ「学習の作法」を身につけていないみなさまへ。
ぜひ、この本で優等生たちの学習法や思考プロセスを自分のものにしてください。
「学習の作法」をすでに身につけておられる大人のみなさまへ。
この本を手にとることで自信をもって、生徒さま、お子さま、お孫さまに、自らの経験と思考プロセスを伝えられるようになっていただければ幸いです。
私が「学習の作法」という概念に思いあたったのは、ごくふつうの公立中学校から屈指の名門であるラ・サールに進学したことで、
両者における生徒の「頭の使い方の違い」を実感したことがきっかけでした。
同じ状況におかれたとき──たとえば、数学で、やや複雑な設定の応用問題に向かうとき──、ラ・サールの生徒は決まって「ある行動」をとります。
図を描いたり、具体的な数値を代入したりして、問題を分析することです。
これに対し、公立中学校では、何もできないという生徒が多数派になります。
では、ラ・サールの生徒がとる行動が生まれつき持っている才能かといったら、そんなことはありません。
ほとんどの場合、学習塾での継続的な訓練によって習得したものです。
このように、付け焼刃の対策ではなかなか身につかないが、十分訓練されていれば無意識のうちに同じように行う「行動様式」──これを私は、「学習の作法」と呼ぶようになりました。
実は、この「行動」は塾に行かなければ身につかないものではなく、私自身は、Z会の機関紙や問題集を中心に学習していくなかで、自然に身につけていました。
実際、当初通っていた塾は、ラ・サール対策ができるようなところではなく、一般的な補習塾でしたし、その塾も、本格的な受験勉強を始めるために途中でやめてしまいましたから、独学のようなものです。
にもかかわらず、私が数学の応用問題にあたるときにとった行動は、ラ・サールの同級生たちと同じようなもの、すなわち、「図を描いて、その中に数値や文字式をわかるものから書き込んでいく」ということだったのです。
「学習の作法」は、前述のように、名門校の専売特許というわけではありません。ひとつひとつを見てみればごく普通の勉強法です。
難関大学の合格者であればたいていの場合、身につけていますし、今より範囲が広かった時代の高校受験や大学受験を経験された方なら、
必要に迫られて自然に身につけていたケースも多いと思います。
ただ、身につけている方から見ればあまりにも当たり前のことなので、なかなかそれを「できない子」に伝えるのが難しかったのではないかと思われます。
まだ「学習の作法」を身につけていないみなさまへ。
ぜひ、この本で優等生たちの学習法や思考プロセスを自分のものにしてください。
「学習の作法」をすでに身につけておられる大人のみなさまへ。
この本を手にとることで自信をもって、生徒さま、お子さま、お孫さまに、自らの経験と思考プロセスを伝えられるようになっていただければ幸いです。
著者について
天流 仁志(てんりゅう ひとし)
1982年北海道生まれ。東京大学法学部卒。
教育水準が低いとされる地元の公立小中学校から鹿児島のラ・サール高校に進学、その圧倒的な差を痛感し、
学力の地域格差や親の理解による格差への問題意識から受験技術の研究を始める。
高3時点ではその成果を生かし、全国模試でTOP10に入る成績を連発。
東大入学後も通信指導を含む複数の塾・予備校でさまざまな学力層の生徒を指導し、受験技術研究を重ねてきた。
現在はGLS予備校の教務主任として少数の生徒を指導しながら、常に最新の研究を反映したカリキュラムを作成し続けている。
延べ1000冊ほどの参考書・問題集を紹介するサイト「GLS書房」を運営する参考書マニア。
著書に『親と子の最新大学受験情報講座【文系編】』、『親と子の最新大学受験情報講座【理系編】』(ともにディスカヴァー)がある。
1982年北海道生まれ。東京大学法学部卒。
教育水準が低いとされる地元の公立小中学校から鹿児島のラ・サール高校に進学、その圧倒的な差を痛感し、
学力の地域格差や親の理解による格差への問題意識から受験技術の研究を始める。
高3時点ではその成果を生かし、全国模試でTOP10に入る成績を連発。
東大入学後も通信指導を含む複数の塾・予備校でさまざまな学力層の生徒を指導し、受験技術研究を重ねてきた。
現在はGLS予備校の教務主任として少数の生徒を指導しながら、常に最新の研究を反映したカリキュラムを作成し続けている。
延べ1000冊ほどの参考書・問題集を紹介するサイト「GLS書房」を運営する参考書マニア。
著書に『親と子の最新大学受験情報講座【文系編】』、『親と子の最新大学受験情報講座【理系編】』(ともにディスカヴァー)がある。