成績の良い生徒なら教師に教えられるまでもなく身につけているであろう、ごく基本的な「勉強の仕方」についての本です。
例えば
(1)複雑な設定の数学応用問題に直面したら、図を描いたり具体的な数値を代入したりして問題を分析する。
(2)解答の速度と精度を高めるため、「一応」「なんとか」できることを時間制限を設けて反復演習する。
(3)語学における音読・例文暗記
(4)概念や公式を自分で説明できるようにして理解の不確かさを一掃する。
(5)解答手順を言語化する。
(6)他人の立場に立って物事を考える。
(7)国語の読解問題はまず全体構造を俯瞰する。
といったもので、各種受験技術書や合格体験記などを読んでいる方々には特に目新しいものはないでしょうが、これらのことができていない生徒にできるようにさせるという著者の意図は本書である程度達成されると思います。
(本当にできない人は本書を読んでも理解できず、個別指導で手取り足取り教えてもらうしかないかもしれませんが)
紹介されている参考書の選定は妥当です。