タイトルがあまりに当たり前すぎるでしょうか。でも、私にはそう思えました。
自分の人間性・魅力・リーダーシップなどは、一朝一夕には養えません。なので
方向性を間違えて研鑽してしまうと大変なロスになってしまいます。ですが、この
本は「戦略系」であり、ストロングスタイルです。小手先の内容ではありません。
しっかり、教師のあるべきリーダー像の方向性を示していると感じました。
特にリーダーシップにおいては、指導に求められる父性、援助に求められる母性の
双方が必要であると筆者は説明しています。その指摘は非常に鋭く感じました。
全く同じ教えを原田隆史さんも力説しています。ちなみに、私自身は教育現場で父性
が不足していることに気付けました。
基本的には戦略本ですが、具体的な戦術系の記述も豊富です。机上の空論よりも、教育
現場での実践が何より大切だという筆者の考えの表れだと思います。この本をベースに
教育者はそれぞれ「自分が大切にしている教育観」を尊びながら、人間力と教育スキル
を着実に研鑽することが求められています。もちろん、意味無く責任を追及したり、
自己嫌悪に陥る必要はありません。教育者は「THINKER」より「DORE」である
方が本人・子供たちにとって良いからです。本書にはその辺の記述も為されています。