まず、10,000円で真空管アンプが手に入ることに驚く。見た目も本格的。もちろん筐体はプラ製ではあるけれど、充分満足の行くスタイルである。キットではあるが全く電気の知識の無い初心者でも、まず、間違いなく組める半完成品。この辺はちょっと物足りなさが残る。電源が単一乾電池2本というのもすごい。おかげでハムに悩まされることもない。制作時間は私の場合は15分程度であっけなく完成。さて、音出ししてみると、えっ、というかやはり、というか。定格出力は100mWと決して充分なわけではないが、それにしてもアレレなのである。どうも付属のスピーカーがくせ者らしいとにらみ、手持ちの小型スピーカーで次々とテスト。おっ結構いけるではないのというのが、結論。立派に真空管の音で鳴っている。手持ちの中ではO社のD-057というスピーカーがいまのところベスト。057は出力音圧80dBなので本当は90dBかそれ以上の物がほしいところ。それでもボリューム1時位の位置でニアで聞くに充分な音量である。もちろん価格が価格なので多くを期待してはいけないが、デスクサイドで気楽に聞けるシステムとして充分だと思う。付属のスピーカーは単なるアクセサリーと考えたほうがいい。これからしばらくスピーカー選びでも遊べそう。