参院選前でタイムリーな新書ということで手にしてみた。“ゆとり世代”が学生の立場で執筆というのにも心を惹かれた。なかなかオモシロイ内容ではあった。
しかし、コンセプトとして掲げられた「現場の声を聴け」との方針については、俄然不十分である印象を受けた。教師と教育委員会を扱った二章・四章についてはまだしも、学力・学校選択制を扱った1章・3章についてはまるで現場の“声”はない。短期間に作られた本と言うことでの取材不足ということであろうが、コンセプトが本を貫ききれていなかった点は何とも惜しい。
以上より評価は、内容点★三つ、今後の彼らの活躍に期待して★一つの評価とした。こうした動き自体は大いに賞賛に値するものである。日本の未来のため、頑張れ若者たち。